特許
J-GLOBAL ID:200903098827526482

冷凍装置の制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-271173
公開番号(公開出願番号):特開平5-106922
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 容量制御可能な圧縮機、凝縮器、電子膨張弁、蒸発器からなる冷凍サイクルを有する冷凍装置において、圧縮機始動直前の冷凍サイクルの状態に応じて、始動後冷凍サイクルを早期に定常状態に達せしめること、且つ、過度運転状態における冷凍サイクルの負担を抑えること。【構成】 制御器5は吐出ガス温度センサ7と凝縮器温度センサ8の検知温度の差から、冷凍装置の始動直前の圧縮機1の吐出ガスのスーパーヒート量を計測し、これが予め設定された値より小である場合は、電子膨張弁3の開度を全開にする。そして圧縮機始動後も常に上記の吐出ガスのスーパーヒート量を計測し、それが上記予め設定した値より大になった時に電子膨張弁の開度を通常開度に絞る。また、上記計測した吐出ガススーパーヒート量が予め設定した値より小である間は、圧縮機に設けたホットガスバイパス回路の電磁弁11を開いて圧縮機を暖め、より早期に定常状態に移行する様にする。
請求項(抜粋):
容量制御可能な圧縮機、凝縮器、開度制御可能な膨張弁、蒸発器およびこれらの間を結ぶ冷媒用配管からなる冷凍サイクルを有する冷凍装置において、圧縮機の始動直前に且つそれ以後も圧縮機の吐出側ガスのスーパーヒート量を計測する制御装置を備え、該制御装置は、圧縮機始動直前に計測した前記スーパーヒート量が予め設定した値より大である場合には圧縮機始動時およびそれ以後前記膨張弁の開度を通常運転時の開度に制御し、圧縮機始動直前に計測した前記スーパーヒート量が予め設定した値より小である場合には前記膨張弁を圧縮機始動時には通常運転時の開度より大きい大開度にし、且つ、圧縮機始動後に計測した前記スーパーヒート量が予め設定した値より大になった時に通常運転時の開度に切換えることを特徴とする冷凍装置の制御方式。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭62-044187
  • 特開平3-059348

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