特許
J-GLOBAL ID:200903098829287892

間欠送り機構及びこれを利用したボルト・ナットの着脱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048516
公開番号(公開出願番号):特開平5-253855
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 リンク機構を介さずに送り爪自身を駆動側に直結し、その姿勢の変化によって効率的に被動側に駆動力を伝達可能とし、ボルト・ナットの着脱装置としても好適に利用できるようにすること。【構成】 回転又は直線方向に送りが加えられる部材に歯を設け、進退駆動する駆動体に連接されて部材の歯に係合する揺動子に支点ローラとこれよりも外径が小さい補助ローラを設け、支点ローラが転動するスリット等のガイドを送り部材の移動方向に沿って設け、このガイドを走る間に支点ローラを中心として揺動子の姿勢を変えながら歯に係合して部材を間欠送り可能とする。流体シリンダを駆動装置として揺動子にその駆動ロッドを連接し、送られる部材を回転子としてこれにボルトやナットを嵌めるソケット孔を設けておけば、流体シリンダの駆動ロッドの往復動作によってボルトやナットの締付けや緩め作業用のボルト・ナット着脱装置として利用できる。
請求項(抜粋):
外周面に歯を形成した移動子に対して間欠的に前記歯に係合する揺動子を備え、前記揺動子を前記移動子の送り方向とほぼ同じ向きに往復動作する駆動体に連接し、前記揺動子はその移動方向とほぼ直交する向きに支点ローラと、該支点ローラよりも前記揺動子の進出方向に見て後方に偏って位置し且つ外径を小さくした補助ローラとをそれぞれ回転自在に備え、前記移動子の移動方向に沿って走り前記支点ローラを転動自在且つ該支点ローラを回動中心として前記補助ローラ側を揺動可能に支持するガイドを備えたことを特徴とする間欠送り機構。

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