特許
J-GLOBAL ID:200903098830866200

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 来住 洋三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-135322
公開番号(公開出願番号):特開2000-320589
出願日: 1999年05月17日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】ディスクブレーキ装置について、その組立性の向上、第2ピストンと第1ピストン間の回り止め機構の簡略化、製作コストの低減のため、これらの機構構造を工夫すると共に、ブレーキピストン内のエア抜き性を向上させること。【解決手段】第2ピストン(リミットピストン)20を、回転不能であるがロータ軸方向摺動可能に第1ピストン(ブレーキピストン)5に嵌合し、第2のスプリング5fに抗してオーバーアジャスト防止位置に移動させるように配置し、第2ピストンの先端と上記第1ピストン底部との間に回り止め座金26を介在させ、該回り止め座金から突設した一方の係合爪26aを第2ピストン内径面の軸方向溝21に係合し、回り止め座金から突設した他方の係合爪26bを第1ピストン底部の係合凹部25に係合し、回り止め座金の他方の係合爪が係合している第1ピストンの係合凹部と、第2ピストンの中心孔22とでエア抜き通路を構成したこと。
請求項(抜粋):
第1ピストン5に取り付けられた第1のスプリング5iに押圧されて、第1ピストン5に追従する第1のねじ5kと、当該第1のねじと可逆嵌合する第2のねじ6bなどを有するアジャスト機構(制動間隙調整機構)、及びオーバーアジャスト防止機構と、上記第2のねじ6bを押し出すカム機構を備えたディスクブレーキ装置において、第1ピストン(ブレーキピストン)5にオーバーアジャスト防止用第2ピストン(リミットピストン)20を設け、上記第2ピストンは、第1のねじ5kが有する第1のクラッチ面と係合可能な第2のクラッチ面を具備し、回転不能であるがロータ軸方向摺動可能に第1ピストン5に嵌合されると共に、第1ピストン内に組み込まれた第2のスプリング5fで付勢され、当該第2ピストンを上記第2のスプリングに抗してオーバーアジャスト防止位置に移動させるように配置させ、上記第2ピストンの先端と上記第1ピストン底部との間に回り止め座金を介在させ、上記回り止め座金から突設した一方の係合爪を第2ピストン内径面の軸方向溝に係合させ、回り止め座金から突設した他方の係合爪を第1ピストン底部の係合凹部に係合させたディスクブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 65/56 ,  F16D 65/18
FI (2件):
F16D 65/56 D ,  F16D 65/18 E
Fターム (19件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA77 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA58 ,  3J058BA62 ,  3J058BA64 ,  3J058BA69 ,  3J058CC04 ,  3J058CC56 ,  3J058CC78 ,  3J058DA13 ,  3J058DA20 ,  3J058DA36 ,  3J058FA01

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