特許
J-GLOBAL ID:200903098844548260

防爆型二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-321624
公開番号(公開出願番号):特開平5-159762
出願日: 1991年12月05日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 防爆型二次電池の安全装置に関し、過充電等においても電池の爆発を防止でき、安全性および信頼性の高い防爆型二次電池を実現する。【構成】 本発明の防爆型二次電池は、封口板に設けられた安全弁膜の膨れ変形につれて変形するリード片状の導電性部材と、この導電性部材と対向するように電池缶に設けられた延長端子板によって構成される常開形スイッチ部分からなる安全装置を備え、電池内圧の上昇につれて変形する安全弁膜で導電性部材を変形させ、スイッチをOFFからON状態にし、電流の迂回路を形成する。【効果】 電池内圧の上昇にともなって膨れ変形する安全弁膜により導電性部材が変形し、延長端子板と接触して、スイッチがOFFからONになり、今まで電池系内に流れていた充電電流は電池外部へ迂回されるので、それ以上の電池内圧の上昇は停止され、電池の爆発を防止でき、電池の安全性を高められる。
請求項(抜粋):
正極と負極とセパレータおよび電解液からなる発電要素と、この発電要素を収納し正、負いずれか一方の極の端子をなす電池缶と、この電池缶を封口し前記他方の極とリードにより接続されてこの他方の極の端子をなす封口板と、充電にともなう電池内圧の上昇により変形する膜とこの膜に対向して設けられた切断刃とからなり、前記封口板に取り付けられる安全装置を備えた二次電池であり、前記封口板には導電性部材が接続される一方、この導電性部材に対向した延長端子板が電池缶に接続されていて、この導電性部材と延長端子板とで常開形スイッチ部分を構成しており、前記導電性部材は前記膜の変形にともない、前記延長端子板方向に変形し、その変形が所定値以上になったとき前記延長端子板と電気的に接触して充電電流を電池外部へ迂回させる防爆型二次電池。

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