特許
J-GLOBAL ID:200903098850844190

適応等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220864
公開番号(公開出願番号):特開平7-235896
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 MLSE型等化器において消費電力及び回路規模の増大なしにサンプリング位相ずれの影響を除去する。【構成】 伝送路推定器279はマッピング回路276の出力を要素とするベクトルに時間と共に指数関数的な減衰特性をもつ重み係数を掛け合わせることでゲインベクトルを発生させるゲインベクトル演算器282と、ゲインベクトルと誤差信号との相関を求める相関器281と、相関器出力信号をタップ係数の更新量として1時刻前のタップ係数に加算し、加算結果をタップ係数として出力する積算器280より構成され、マッピング回路は波形整形フィルタ出力の自己相関行列を対角化する行列と、フィルタのインパルス応答を要素とするベクトルとの積であるベクトルをタップ係数として送信信号候補系列を畳み込むタップ付き遅延線フィルタより構成される。
請求項(抜粋):
シンボル周波数のM倍でサンプルされた受信信号と受信信号の推定値との誤差信号の二乗を尤度情報として系列推定を行う最尤系列推定器と、各系列候補信号を入力とし受信信号のサンプリング速度で信号を出力するマッピング回路と、マッピング回路出力信号と誤差信号より伝送路特性を推定する伝送路推定器と、この出力信号であるタップ係数により送信信号候補系列を畳み込むことで受信信号の推定値を出力するレプリカ生成器より構成される適応等化器において、前記伝送路推定器は前記マッピング回路出力を要素とするベクトルに時間と共に指数関数的な減衰特性を持つ重み係数を掛け合せることでゲインベクトルを発生させるゲインベクトル演算器と、ゲインベクトルと誤差信号との相関を求める相関器と、相関器出力信号をタップ係数の更新量として1時刻前のタップ係数に加算し、加算結果をタップ係数として出力する積算器より構成され、前記マッピング回路は波形整形フィルタ出力の自己相関行列を対角化する行列と、フィルタのインパルス応答を要素とするベクトルとの積であるベクトルをタップ係数として前記送信信号候補系列を畳み込むタップ付き遅延線フィルタより構成されることを特徴とする適応等化器。
IPC (3件):
H04B 3/06 ,  H04L 25/03 ,  H04L 27/01

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