特許
J-GLOBAL ID:200903098852703160

電気信号制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043122
公開番号(公開出願番号):特開平10-241940
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 特に数10MHz以上の高周波においても結合係数の高い磁気結合を得て、各伝送導体に流れる電気信号をお互いに制御し合う電気信号制御装置を提供することにある。【解決手段】 セラミック基板上に入力端子3と出力端子4と電気的に接続される電気信号伝送導体を、厚さ5μmの銅をスパッタ成膜法により成膜しエッチングにより伝送導体のパターンを形成する。次に電気絶縁樹脂であるポリイミド等の樹脂をスピンコーティング法により5μmの厚さで成膜し、更にエッチングにより所定の場所にスルーホールを形成し、再度厚さ5μmの銅をスパッタ成膜法により成膜しエッチングにより入力端子1と出力端子2と電気的に接続される電気信号伝送導体7のパターンを形成する。
請求項(抜粋):
電気信号を伝送する2本以上の電気線路の互いの信号を制御する電気信号制御装置であって、装置外部に4以上の電極端子を有し、前記電極端子と電気的に接続されかつ装置内部に形成される2以上の伝送導体を有し、かつ前記伝送導体の各々が、該伝送導体と異なる少なくとも1以上の伝送導体と電気的かつ磁気的に結合することで該伝送導体間に流れる電気信号を互いに制御する電気信号制御装置において、前記電気的かつ磁気的に結合する2以上の伝送導体の少なくとも一部は、重畳構造でありかつ重畳部の伝送導体間は非磁性の電気絶縁物であり、前記電気絶縁物は厚みが50μm未満の絶縁樹脂であること特徴とする電気信号制御装置。

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