特許
J-GLOBAL ID:200903098858028782

弁開閉用立体カム機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水野 桂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-207392
公開番号(公開出願番号):特開2001-032702
出願日: 1999年07月22日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 追従性不良が継続しても追従接触片が変形し難くする。【解決手段】 立体カム2のノーズ部4突出量を軸心方向に沿って一定割合で連続的に変化させ、従動節13に弓形断面の回転案内溝21とこれを横断するずれ止め溝22を設け、回転案内溝21に半円断面の追従接触片23の半円筒面を嵌合し、その半円筒面に突出したずれ止め部24をずれ止め溝22に挿入し、追従接触片23の長手方向を立体カム2の軸心方向と直交し、立体カム2の輪郭面と追従接触片23の上面を接近又は接触させ、低速回転時又は高速回転時にノーズ部4の短い端部又は長い端部が追従接触片23を押し、追従接触片23が回転してその上面が傾斜し、ノーズ部4と追従接触片23が線接触する弁開閉用立体カム機構において、ずれ止め部24は、追従接触片23の半円筒面の幅方向中央位置aでは突出しない。
請求項(抜粋):
原動節の立体カムにノーズ部を突出し、ノーズ部の突出量を立体カムの軸心方向に沿って一定割合で連続的に変化させ、ノーズ部を立体カムの一端側で短く、他端側で長くし、従動節に、弓形断面の回転案内溝と、回転案内溝を横断するずれ止め溝を形成し、回転案内溝に半円断面の棒状追従接触片の半円筒面を嵌合し、追従接触片をその半円断面形状の中心線を中心として回転する構成にし、追従接触片の半円筒面に突出したずれ止め部をずれ止め溝に挿入し、追従接触片がその長手方向へずれるのを防止し、追従接触片の長手方向を、立体カムの軸心方向と直交する方向に沿って配置し、立体カムの輪郭面と、追従接触片の半円筒面と反対側の平面とを接近又は接触させ、立体カムのノーズ部が追従接触片を押す際、追従接触片がその半円断面形状の中心線を中心として回転し、追従接触片の半円筒面と反対側の平面がノーズ部の短い端側と長い端側とを結ぶ傾斜直線に沿って傾斜し、ノーズ部の輪郭面と、追従接触片の半円筒面と反対側の平面とが追従接触片の幅方向に沿って線接触し、その接触線が追従接触片の長手方向に移動し、内燃機関の低速回転時には、立体カムのノーズ部の短い端部が追従接触片と線接触して吸気弁又は排気弁を開放し、高速回転時には、立体カムのノーズ部の長い端部が追従接触片と線接触して吸気弁又は排気弁を開放し、内燃機関の回転速度などの運転状態に応じて吸気弁又は排気弁の開放量を変化させる弁開閉用立体カム機構において、追従接触片のずれ止め部は、追従接触片の半円筒面の幅方向中央位置又はその中央位置付近では突出しない形状にしたことを特徴とする弁開閉用立体カム機構。
IPC (2件):
F01L 1/14 ,  F01L 13/00 301
FI (2件):
F01L 1/14 G ,  F01L 13/00 301 C
Fターム (9件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BB06 ,  3G016CA04 ,  3G016CA10 ,  3G016CA13 ,  3G016CA52 ,  3G016EA24 ,  3G016GA00

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