特許
J-GLOBAL ID:200903098865691527

電圧制御発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-025225
公開番号(公開出願番号):特開平10-224186
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 高い周波数でもほぼ50%のデューティサイクルの発振信号が得られるリング発振回路による電圧制御発振器を提供する。【解決手段】 遅延反転回路10〜30は、入力信号が“H”から“L”に変化した時に、一定の遅延時間trで応答して出力信号を“L”から“H”へ変化させる。また、入力信号が“L”から“H”に変化した時は、遅延制御電圧Vcに応じた遅延時間tfで応答して出力信号を“H”から“L”へ変化させる。遅延反転回路10〜30によるリング発振回路の出力信号は遅延反転回路40に与えられる。遅延反転回路40は、入力信号が“H”から“L”に変化した時には一定の遅延時間trで応答し、入力信号が“L”から“H”へ変化した時には、遅延制御電圧Vcに応じて遅延時間tf/2で応答する。これにより、遅延反転回路40からほぼ50%のデューティサイクルの発振信号が得られる。
請求項(抜粋):
入力信号を参照電圧と比較し、該入力信号を反転して相補的な第1または第2の論理レベルの第1の反転信号を出力する第1の反転手段と、前記第1の反転信号が与えられ、該第1の反転信号が前記第1の論理レベルから前記第2の論理レベルに変化したときには一定の遅延時間で追随し、該第1の反転信号が該第2の論理レベルから該第1の論理レベルに変化したときには遅延制御電圧に応じた可変遅延時間で追随して、遅延出力信号を出力する第1の遅延手段とで構成された遅延反転回路が、奇数個(但し、3個以上)リング状に接続されたリング発振回路と、前記リング発振回路内の1つの遅延反転回路の遅延出力信号が与えられ、該遅延出力信号を前記参照電圧と比較し、該遅延出力信号を反転して前記第1または第2の論理レベルの第2の反転信号を出力する第2の反転手段と、前記第2の反転信号が与えられ、該第2の反転信号が前記第1の論理レベルから前記第2の論理レベルに変化したときには前記一定の遅延時間で追随し、該第2の反転信号が該第2の論理レベルから該第1の論理レベルに変化したときには前記遅延制御電圧に応じて前記可変遅延時間の2分の1の遅延時間で追随して、発振信号を出力する第2の遅延手段とを、備えたことを特徴とする電圧制御発振器。
IPC (3件):
H03K 3/282 ,  H03B 5/00 ,  H03H 11/20
FI (3件):
H03K 3/282 F ,  H03B 5/00 Z ,  H03H 11/20 A

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