特許
J-GLOBAL ID:200903098870432190

非円形部材の補正加工方法及びその加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松澤 統
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-122849
公開番号(公開出願番号):特開平10-296590
出願日: 1997年04月28日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 装置の小型化、及び工具取り付け部のコンパクト化ができ、かつ、加工精度を向上できる非円形部材の補正加工方法及びその加工装置を提供する。【解決手段】 非円形で左右対称で、かつ、一部凹形状の外周面を有する略円筒形状のワーク1をこの円筒のC軸の回りに回転させながら外周面を加工し、この加工後の外周形状の測定データに基づいて外周面を補正加工する非円形部材の補正加工方法において、前記C軸に垂直な平面内で、所定方向に測定子38を所定距離ずつ移動させ、かつ、測定子38でこの移動の方向に直交する線上の基準点Pから外周面までの長さを測定し、この所定距離毎の測定データに基づいて前記凹形状の最低点を求め、この最低点を中心に左右に同じ角度だけワーク1を回転させたときの前記外周面までの長さを測定子38でそれぞれ測定し、両者の測定データが等しいとき、前記最低点を測定子移動方向及びワーク回転角度の測定原点とする。また、測定子38の移動方向は、外周面加工のX軸方向とする。
請求項(抜粋):
非円形で左右対称で、かつ、一部凹形状の外周面を有する略円筒形状のワーク(1) をこの円筒のC軸の回りに回転させながらワーク(1) の外周面を加工し、この加工後の外周形状の測定データに基づいて外周面を補正加工する非円形部材の補正加工方法において、前記外周面の凹形状の最低点を求めるとき、ワーク(1) のC軸に垂直な平面内で、所定の方向に測定子(38)を所定距離ずつ移動させ、かつ、この測定子(38)でこの移動の方向に直交する線上の所定の基準点Pから前記外周面までの長さを測定し、この所定距離毎の測定データに基づいて前記最低点を求め、この最低点を中心として左右方向に同じ所定角度だけC軸の回りにワーク(1) を回転させたときの前記所定の基準点Pから前記外周面までの長さを前記測定子(38)でそれぞれ測定し、両者の測定データが等しいとき、前記最低点を前記測定子(38)の移動方向とC軸回りの回転角度との測定原点とすることを特徴とする非円形部材の補正加工方法。
IPC (3件):
B23Q 17/20 ,  B23Q 15/20 ,  G01B 21/20
FI (3件):
B23Q 17/20 A ,  B23Q 15/20 ,  G01B 21/20 C

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