特許
J-GLOBAL ID:200903098873984533

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038598
公開番号(公開出願番号):特開平8-232503
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 制振対象の水平方向の揺れに対しても上下方向の揺れに対しても制振力を発揮し得る新規な制振装置を提供する。【構成】 重力振子3は、支持フレーム2に吊り下げられた振子軸10と、振子軸10に軸方向に移動可能に設けられた重り11と、重り11を振子軸10の下端部に弾性的に支持するばね14と、重り11に減衰力を与えるダンパー15とを備える。制振対象6が水平方向に振動すると、重力振子3が水平方向に逆位相で振動し、その慣性反力が制振対象6に水平方向の制振力として作用する。また制振対象6が上下方向に振動すると、重力振子3の重り11が振子軸10に沿って逆位相で振動し、その慣性反力が制振対象6に上下方向の制振力として作用する。そしてダンパー15による制振力が重り11に作用することで、励振が防止されるとともに、制振対象6の上下方向の振動の減衰が速められる。
請求項(抜粋):
制振対象物に固定された支持フレームと、当該支持フレームに吊り下げられた重力振子とを有し、制振対象物の水平方向の振動を当該重力振子の振動によって相殺するように構成された制振装置において、前記重力振子は、前記支持フレームに吊り下げられた振子軸と、当該振子軸に軸方向に移動可能に設けられた重りと、当該重りを当該振子軸の下端部に弾性的に支持する弾性支持体と、当該重りに減衰力を与えるダンパーとを備えてなることを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 341 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H 9/02 341 A ,  F16F 15/02 C

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