特許
J-GLOBAL ID:200903098885843943

インクジェットヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-122092
公開番号(公開出願番号):特開平7-329293
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 圧電式インクジェトヘッドの吐出効率を高め、且つ気泡に起因する吐出不良を回避する。【構成】 圧電材料よりなり複数の溝2を備えた基板1、前記溝の隔壁13の上面に取り付ける蓋8、および該溝2の一方の開口部を塞ぐ封口片5を有し、前記隔壁13を圧電変形することにより溝2に供給したインクを圧縮して該溝に接続するノズル孔16よりインク滴を吐出し印字を行うインクジェットヘッドにおいて、前記封口片と基板の間にシリコーン樹脂層6を備え、該シリコーン樹脂層の表面及び溝の表面に絶縁膜を取付ける。シリコーン樹脂層はヤング率が小さいので、隔壁13に対する拘束が弱く吐出効率を高める。一方シリコーン樹脂内の揮発成分の揮発を前記絶縁膜が阻止し、揮発成分の吸着により、溝2の内面が撥水性となり、気泡の発生により吐出不良となることを阻止する。
請求項(抜粋):
複数の溝を備えた圧電材料よりなる基板、前記溝の隔壁の上面に取り付ける蓋、および該溝の一方の開口部を塞ぐ封口片を有し、前記隔壁を圧電変形することにより溝に供給されたインクを圧縮して該溝に接続するノズル孔よりインク滴を吐出し印字を行うインクジェットヘッドにおいて、前記封口片と前記基板の間にシリコーン樹脂層を備え、該シリコーン樹脂層の表面及び溝の表面に絶縁膜を取付けたことを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H

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