特許
J-GLOBAL ID:200903098886283119

透析用水製造装置の浄化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 幸田 全弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205751
公開番号(公開出願番号):特開平10-043758
出願日: 1996年08月05日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 人工腎臓透析などの血液透析に使用する高純度の水を製造する透析用水製造装置を清浄に保持するための浄化法を提供する。【解決手段】 透析用水製造装置1の精製水の処理水タンク8の精製水を送水ポンプ10を起動してバイパス管P5内を逆流させ、バイパス管P5内の滞留水水を精製水と共に加圧ポンプ6、ROモジュール7を経て排水管P6及びP8を通じて排出する。また、処理水タンク8内に消毒液又は洗浄液を投入し、これを送水ポンプ10を起動してバイパス管P5に逆流させて加圧ポンプ6、ROモジュール7、処理水タンク8を経て透析液供給装置11の直前の送水機器配管内を浄化する。
請求項(抜粋):
【請求請1】 透析用原水の前処理水を加圧ポンプによって逆浸透モジュールに通して精製し、得た精製水を処理水タンクに貯留して送水ポンプで透析用水の使用側に向けて供給する透析用水製造装置において、前記加圧ポンプの入口側から前記送水ポンプ後の透析用水の使用側に至る間の送水系統に並列して設けたバイパス管内に、処理水タンク内の精製水を送水ポンプによって逆流させることによって、該精製水と共にバイパス管内の滞留水を加圧ポンプ、逆浸透モジュールを通して逆浸透モジュールの出口送水管から分岐した排水管を通じて系外に排出することを特徴とする透析用水製造装置の浄化法。【請求請2】 透析用原水の前処理水を加圧ポンプによって逆浸透モジュールに通して精製し、得た精製水を処理水タンクに貯留して送水ポンプで透析用水の使用側に向けて供給する透析用水製造装置において、前記加圧ポンプの入口側から前記送水ポンプ後の透析用水の使用側に至る間の送水系統に並列して設けたバイパス管内に、処理水タンク内に投入した消毒液又は洗浄液を前記送水ポンプによって逆流させることによって、前記加圧ポンプ、逆浸透モジュール及び処理水タンクを経て前記透析用水の使用側に至る送水経路を消毒液又は洗浄液で満たし、所定時間放置の後、消毒液又は洗浄液を系外に排出して経路内を浄化することを特徴とする透析用水製造装置の浄化法。【請求項3】 透析用原水の前処理水を加圧ポンプによって逆浸透モジュールに通して精製し、得た精製水を処理水タンクに貯留して送水ポンプで透析用水の使用側に向けて供給する透析用水製造装置の浄化に際し、下記(1)及び(2)の手段を実施することを特徴とする透析用水製造装置の浄化法。(1)前記加圧ポンプの入口側から前記送水ポンプ後の透析用水の使用側に至る間の送水系統に並列して設けたバイパス管内に、処理水タンク内の精製水を送水ポンプによって逆流させて該精製水を加圧ポンプ、逆浸透モジュールを通して逆浸透モジュールの出口送水管から分岐した排水管を通じて系外に排出することによりバイパス管内の滞留水を適宜に排出する手段。(2)処理水タンク内に消毒液又は洗浄液を投入し、該消毒液又は洗浄液を前記送水ポンプによってバイパス管内に逆流させて前記加圧ポンプ、逆浸透モジュール及び処理水タンクを経て前記透析用水の使用側に至る送水経路を消毒液又は洗浄液で満たして所定時間放置の後、消毒液又は洗浄液を系外に排出して該経路内を浄化する手段。
IPC (4件):
C02F 1/44 ,  A61M 1/14 511 ,  B01D 61/02 ,  B01D 65/02 500
FI (4件):
C02F 1/44 J ,  A61M 1/14 511 ,  B01D 61/02 ,  B01D 65/02 500

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