特許
J-GLOBAL ID:200903098889012302

高周波無線送信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-065950
公開番号(公開出願番号):特開平8-265210
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 全使用チャンネルにわたってアンテナ出力端から一定の出力電力を出力し、使用チャンネルに依存することなく回線接続率を安定化させる。【構成】 方向性結合器2の出力電力通過損失と使用チャンネルとの関係を示す補正値を含む出力制御データを予めメモリ9に記憶しておく。送信のために使用チャンネルがセットされると、CPU10はその使用チャンネルに対応した出力制御データを読み出し、制御信号S10を出力する。この制御信号S10は、D/A変換器11でアナログの基準信号S11に変換される。電力増幅器1の出力電力は、方向性結合器2及び検波ダイオード5で検出され、検出信号S5が出力される。基準信号S11と検出信号S5とは演算増幅器6で比較され、その比較結果に基づきトランジスタ8を介して電力増幅器1の出力電力が制御される。この出力電力は、送受分波器3で受信電波と分波された後、アンテナ4から出力される。
請求項(抜粋):
制御信号に応じたレベルで、高周波の送信信号の電力を増幅して出力する電力増幅器と、出力電力を送信電波の形で放射すると共に受信電波を受信するアンテナと、前記電力増幅器の出力電力を前記アンテナへ送出し、かつ該アンテナで受信した受信電波を該出力電力と分離して受信部側へ入力する送受分波器と、前記電力増幅器と前記送受分波器との間に接続され、該電力増幅器の出力電力を検出して検出信号を出力する電力検出手段と、前記電力増幅器の出力側から前記アンテナ出力端までの出力電力通過損失と、使用周波数帯域である使用チャンネルとの関係を示す補正値を含み、該使用チャンネルと、該アンテナ出力端から出力すべき出力電力値との関係を示す出力制御データを記憶したメモリと、送信時に使用チャンネルが設定されると、その使用チャンネルに対応した前記出力制御データを前記メモリから読み出して基準信号を出力するメモリアクセス手段と、前記検出信号と前記基準信号とを比較してその両信号のレベル差が零になるように該検出信号を変化させるための前記制御信号を前記電力増幅器に与える比較制御手段とを、備えたことを特徴とする高周波無線送信装置。
IPC (3件):
H04B 1/40 ,  H03G 3/30 ,  H04B 1/04
FI (3件):
H04B 1/40 ,  H03G 3/30 B ,  H04B 1/04 E

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