特許

J-GLOBAL ID：200903098893048427

窒素含有焼結硬質合金

発明者： 磯部 和孝 ,  北川 信行 ,  中堂 益男
出願人/特許権者： 住友電気工業株式会社
代理人 (1件)： 内田 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-324602
公開番号（公開出願番号）：特開平8-176719
出願日： 1994年12月27日
公開日（公表日）： 1996年07月09日
要約：

【要約】【目的】 従来の高価な被覆超硬合金でしか使用できなかった厳しい熱衝撃性を受ける条件下での加工においても、表面被覆を施すことなく高い信頼性を持って使用可能な切削工具用窒素含有焼結硬質合金を提供することを目的とする。【構成】 Tiと、周期律表の4a、5a、6a族から選ばれたTiを除く少なくとも1種の遷移金属の炭化物、窒化物、炭窒化物あるいはこれらの複合炭窒化物の少なくとも1種以上からなる硬質相が75〜95重量%で、Ni及びCo並びに不可避不純物を含む結合相が5〜25重量%であり、X線回折測定でB1構造のピークが2種類検出される窒素含有焼結硬質合金において、X線回折測定における2つのB1構造の同一回折面からのピークのうち低角側に検出される強度の大きい方のピークにおいて、合金表面部で測定するX線回折ピークの半価幅が、合金の1mm以上内部で測定するX線回折ピークの半価幅に対し60%以上80%未満である事を特徴とする窒素含有焼結硬質合金。

請求項（抜粋）：

Tiと、周期律表の4a、5a、6a族から選ばれたTiを除く少なくとも1種の遷移金属の炭化物、炭窒化物あるいはこれらの複合炭窒化物の少なくとも1種以上からなる硬質相が75〜95重量%で、Ni及びCo並びに不可避的不純物を含む結合相が5〜25重量%であり、X線回折測定でB1構造のピークが2種類検出される窒素含有焼結硬質合金において、X線回折測定における2つのB1構造の同一回折面からのピークのうち低角側に検出される強度の大きい方のピークにおいて、合金表面部で測定するX線回折ピークの半価幅が、合金の1mm以上内部で測定するX線回折ピークの半価幅に対し60%以上80%未満である事を特徴とする窒素含有焼結硬質合金。

IPC (5件)：

C22C 29/00 ,  B23P 15/28 ,  C22C 1/05 ,  C22C 29/02 ,  B23B 27/14