特許
J-GLOBAL ID:200903098893165865

空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-264713
公開番号(公開出願番号):特開平10-084696
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 異なる交流電源電圧に共用し、高力率で高調波の発生を抑圧する。【解決手段】 交流電源1からの交流電源電圧が整流器2で全波整流され、コンデンサ5で充電されてインバータ13の直流電源電圧Edが得られる。ここで、交流電源電圧は100Vと200Vとがあり、交流電源電圧が100Vのときには、コンデンサ5の直流電圧Edの分圧電圧Ed1が、交流電源電圧が200Vのときには、コンデンサ5の直流電源電圧Edの分圧電圧Ed2(但し、Ed1>Ed2)が夫々切換スイッチ18により選択され、直流電圧Ed’としてスイッチ素子6のオン,オフ制御に用いられる。交流電源電圧が100Vと200Vとでは、直流電源電圧Edが異なるが、分圧比を適宜設定することにより、夫々の交流電源電圧に対し、インバータ13の直流電源電圧Edを、インバータ13を低損失,高効率で動作させる電圧値に設定することが可能となる。
請求項(抜粋):
入力交流電圧を整流する整流器と、該整流器の整流出力を該リアクトルを介してオン,オフする電圧制御用のスイッチ素子と、該電圧制御用のスイッチ素子でオン,オフされた該整流出力がダイオードを介して供給されこれを平滑して直流電圧を生成出力する平滑コンデンサと、該電圧制御用のスイッチ素子のオン,オフの通電率を制御する制御手段とを有する電力変換器と、該平滑コンデンサで生成出力される該直流電圧をスイッチ素子でオン,オフして交流電圧に変換し電動機を駆動するインバータとを備えた空気調和機において、該制御手段は、該インバータのスイッチ素子の通電率が100%未満であるとき、該平滑コンデンサで生成される該直流電圧が一定に保持されるように、該電圧制御用のスイッチ素子のオン,オフの通電率を制御し、該インバータのスイッチ素子の通電率が100%であるとき、該電圧制御用のスイッチ素子のオン,オフの通電率を変化させることにより、該平滑コンデンサで生成される該直流電圧を任意に変化可能とし、該電動機の回転数を、該インバータのスイッチ素子の通電率が100%未満であるときには、該インバータのスイッチ素子の通電率を変化させることにより、また、該インバータのスイッチ素子の通電率が100%であるときには、該平滑コンデンサで生成出力される該直流電圧の変化により、可変とすることができるように構成したことを特徴とする空気調和機。
IPC (3件):
H02P 7/63 302 ,  F24F 11/02 102 ,  H02M 7/48
FI (3件):
H02P 7/63 302 K ,  F24F 11/02 102 W ,  H02M 7/48 E

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