特許
J-GLOBAL ID:200903098894922767

ロータリーアクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西島 綾雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257223
公開番号(公開出願番号):特開平6-081812
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 シール部に摺動部のない構成とし、シール部の摩耗劣化を防止して流体漏れのない効率の良いロータリーアクチュエータを提供する。【構成】 ケース1に半円形の内壁面1aと、半円形のガイド面15aが設けられている。前記内壁面1aに内側に複数個のスリット部13を備えた弾性チューブ6が配置されている。ケース1の中央に出力軸4が回転自在に支承され、この出力軸4に直角にアーム5,5’が固定されている。アーム5の一端に回転自在に軸支されたローラ2が前記弾性チューブ6を前記内壁面1aに押圧し、この押圧力によって弾性チューブ6を閉塞している。前記アーム5’の他端に回転自在に軸支されたガイドローラ3は前記ガイド面15aに当接している。前記弾性チューブ6の両端は前記ケース1の側壁に設けられたバルブ8,9に接続している。一方のバルブ8側より流体を加圧し、他方のバルブ9側を開放すれば、流体速度に比例してアーム5,5’が所定方向に回転し、出力軸4が同方向に出力する。上記動作と反対の動作により、出力軸は反対方向に回転する。
請求項(抜粋):
ケース(1)の半円形の内壁面(1a)に弾性チューブ(6)を装置し、前記内壁面(1a)の中心部に回転自在に出力軸(4)を設け、該出力軸(4)にその軸方向に対して直角にアーム(5)(5’)を固設し、該アーム(5)(5’)の端部に回転自在にローラ(2)を設け、該ローラ(2)と前記内壁(1a)面とで前記弾性チューブ(6)を挟圧してこれを閉塞し、前記弾性チューブ(6)の両端をバルブ(8)(8’)を介して流体圧送装置に連結したことを特徴とするロータリーアクチュエータ。

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