特許
J-GLOBAL ID:200903098899563404

石炭ガス化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-316641
公開番号(公開出願番号):特開平6-145673
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 鉄鉱石,石灰石,ドロマイト等が保有する顕熱を利用して石炭を熱分解及び燃焼し、製鉄所に必要な高カロリーガス及び低カロリーガスを得る。【構成】 ホッパー10からの加熱された鉄鉱石,石灰石,ドロマイト等の粉粒状物質M1 と接触・混合する状態で、ホッパー11から石炭M2 を熱分解装置20に送り込む。熱分解装置20内で石炭M2 が熱分解し、高カロリーガスG2 として熱分解生成ガスG1 が取り出される。熱分解後の混合物M5 は、燃焼炉30に送られ、酸素含有ガスG3 の吹込み条件下で部分燃焼され、低カロリーガスとして燃焼ガスG4 が燃焼炉30から取り出される。部分燃焼によって昇温した粉粒状物質は、ホッパー10に返送される。【効果】 石炭の熱分解及び部分燃焼により高カロリーガス及び低カロリーガスが製造されると共に、回収用ホッパー12に送られた粉粒状物質は製鉄用主原料又は副原料として好適なものになる。
請求項(抜粋):
加熱した粉粒状物質と石炭を混合して熱分解生成ガスを製造し、熱分解によって生成したチャー及び前記粉粒状物質の混合物を酸素含有ガスで部分燃焼させることにより燃焼ガスを製造すると共に前記粉粒状物質を加熱し、加熱後の前記粉粒状物質を前記熱分解生成ガス製造用の熱源として再使用し、前記熱分解生成ガス及び前記燃焼ガスをそれぞれ高カロリーガス及び低カロリーガスとして系外に取り出すことを特徴とする石炭ガス化方法。

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