特許
J-GLOBAL ID:200903098904180292

シール剤入りタイヤチューブの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-226487
公開番号(公開出願番号):特開平9-300481
出願日: 1996年08月28日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 隔壁で区画されたシール剤室にシール剤を充填したシール剤入りチューブの製造時に、チューブ素材の加硫を確実に行えるようにし、且つ隔壁に膨張癖が付かないようにする。【解決手段】 内部を隔壁5によって空気室3とシール剤室7とに区画されたチューブ素材2は、そのシール剤室周壁4oにシール剤室7に連通する空気抜き孔41 を備える。加硫工程において、チューブ素材2′を加熱型18内に挿入して空気室3に高温・高圧の気体を供給したとき、シール剤室7内に残留する空気を空気抜き孔41 から排出し、隔壁5をシール剤室周壁4oに密着させて確実な加硫を行うことができる。加熱型18からチューブ素材2′を取り出したとき、空気抜き孔41 が存在するためにシール剤室7は膨張せず、従って隔壁5が空気室周壁4i側に無理に引き伸ばされ膨張癖が付くことがない。
請求項(抜粋):
空気が充填される空気室(3)とシール剤(8)が充填されるシール剤室(7)とを備えたシール剤入りタイヤチューブの製造方法であって、円形断面を有する周壁(4)の内部を隔壁(5)で仕切って空気室(3)及びシール剤室(7)を画成したチューブ素材(2′)を押し出し成形する第1工程と、チューブ素材(2′)を両端部において環状に接合する第2工程と、周壁(4)にシール剤室(7)に連通する空気抜き孔(41 )を形成する第3工程と、チューブ素材(2′)を加熱型(18)内に挿入した状態で空気室(3)に高温・高圧の気体を供給して加硫する第4工程と、シール剤室(7)にシール剤(8)を充填する第5工程と、空気抜き孔(41 )を閉塞する第6工程と、を備えたことを特徴とするシール剤入りタイヤチューブの製造方法。
IPC (6件):
B29D 30/06 ,  B29C 47/00 ,  B29C 73/20 ,  B29D 24/00 ,  B29K 21:00 ,  B29L 30:00
FI (4件):
B29D 30/06 ,  B29C 47/00 ,  B29C 73/20 ,  B29D 24/00

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