特許
J-GLOBAL ID:200903098905978956

車両加速性能評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-145045
公開番号(公開出願番号):特開2000-337201
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 車両の加速性能の低下を確実かつ正確に把握できるようにする。【解決手段】 マイクロコンピュータ8は車両の加速時間taをタイマ14によって測定し、また、加速開始時の車速s1およびアクセルペダルの踏み込み変位量a1と、加速終了時の車速s2およびアクセルペダルの踏み込み変位量a2とをそれぞれ車速センサ18およびスロットルセンサ20により取得する。そしてマイクロコンピュータ8は、アクセル踏み込み量Aを(a2-a1)×ta/2により求め、車両加速量Bを(s2-s1)×ta/2により求める。その上でマイクロコンピュータ8は、あらかじめ測定した車両重量g1を用いて、加速性能値FをB/(A×g1)より求める。そして最新の加速性能値と以前の加速性能値とを比較して加速性能の低下を検出する。
請求項(抜粋):
車両の加速性能が低下したことを検出して通報する装置であって、前記車両の重量を検出する重量センサと、前記車両が加速を開始したことを検出する加速開始検出手段と、前記車両が加速を終了したことを検出する加速終了検出手段と、前記車両の加速開始を前記加速開始検出手段が検出して、前記車両の加速終了を前記加速終了検出手段が検出するまでの加速時間を測定する加速時間測定手段と、アクセルの操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、車両速度を検出する速度センサと、前記車両の加速終了を前記加速終了検出手段が検出した際に前記アクセル操作量検出手段が検出したアクセルの操作量と、前記車両の加速開始を前記加速開始検出手段が検出した際に前記アクセル操作量検出手段が検出したアクセルの操作量との差、および前記加速時間測定手段が測定した加速時間に比例する加速操作量を算出する加速操作量算出手段と、前記車両の加速終了を前記加速終了検出手段が検出した際に前記速度センサが検出した車両速度と、前記車両の加速開始を前記加速開始検出手段が検出した際に前記速度センサが検出した車両速度との差、および前記加速時間測定手段が測定した加速時間に比例する車両加速量を算出する車両加速量算出手段と、前記車両加速量算出手段が算出した前記車両加速量に比例し、前記加速操作量算出手段が算出した前記加速操作量、および前記重量センサが検出した前記車両の重量に反比例する加速性能値を定期的に算出して記憶手段に格納する加速性能値算出手段と、前記記憶手段に格納されている加速性能値にもとづき、新しい加速性能値が表す加速性能が、古い加速性能値が表す加速性能より所定の水準を超えて低いとき警報信号を出力する警報信号生成手段と、前記警報信号生成手段が前記警報信号を出力したとき、加速性能が低下したことを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする車両加速性能評価装置。
Fターム (12件):
3G084BA33 ,  3G084DA11 ,  3G084DA27 ,  3G084EA05 ,  3G084EA07 ,  3G084EA11 ,  3G084EB03 ,  3G084EB06 ,  3G084EC01 ,  3G084FA00 ,  3G084FA05 ,  3G084FA10

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