特許
J-GLOBAL ID:200903098906755268
最良通信回線自動探索方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-293535
公開番号(公開出願番号):特開平5-136731
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 例えば、地域防災無線システムにおいて使用する最良通信回線自動探索方法に関し、品質最良の通信回線を自動的、短時間で探索可能にすることを目的とする。【構成】 操作部からの指令により、入力された移動局IDをメモリ・比較手段に格納すると同時に、基地制御部の制御により探索コマンドを移動局に送出し、移動局での着信レベルを着信レベル検出手段で検出し、検出した着信レベルは送信部分, 受信部分を介して基地局で取り出されて、通信回線番号と共にメモリ・比較手段に格納される。同様に、中継局を経由する通信回線についても、順次、実施して着信レベルを収集してメモリ・比較手段に格納するが、着信レベルが最良の通信回線を選択し、基地制御部が自動的に回線を設定し、メモリ・比較手段に格納済の移動局IDを付加して送出するように構成する。
請求項(抜粋):
移動局識別符号指定ボタン,中継局識別符号指定ボタン、呼出ボタンが設けられた操作部と送受信部と必要な各部の動作を制御する基地制御部を有する基地局(4) と、固有の移動局識別符号を持ち、送受信部と必要な各部の動作を制御する移動制御部を有する移動局(5) と、それぞれ固有の中継局識別符号を持ち、自局宛の中継局識別符号を検出した時、中継動作可能状態になる中継局(3) が、複数局,設けられており、該基地局と該移動局とが直接、通信を行う際には基地局から対応する移動局識別符号を送出し、特定の中継局を介して通信を行う際には対応する中継局識別符号と移動局識別符号を送出する移動通信システムにおいて、基地局にメモリ・比較手段(44)と探索ボタン(SW1) を、移動局に着信レベル検出手段(53)を設け、基地局のオペレータは最良の通信回線を探索する際、操作部(41)の探索ボタン,対応する移動局識別符号指定ボタン,呼出ボタンを押して対応する情報を基地制御部(42)に送出し、該基地制御部は、入力した移動局識別符号をメモリ・比較手段に格納すると共に、該メモリ・比較手段から読み出した探索コマンドに該移動局識別符号を付加して該移動局に送出し、対応する移動制御部(51)は、受信信号が自局宛の探索コマンドであることを検出した時、着信レベル検出手段で検出した着信レベルを該基地局に送出し、該基地制御部は、取り出された着信レベルに、使用された通信回線番号を付加してメモリ・比較手段に格納した後、再度、探索コマンドに中継局識別符号,移動局識別符号を付加して対応する中継局を介して再度、該移動局に送出し、該移動制御部は、着信レベル検出手段で検出した着信レベルを該対応する中継局を経由して該基地局に送出し、該基地制御部は、取り出された着信レベルに、使用された通信回線番号を付加してメモリ・比較手段に格納することを繰り返すが、該メモリ・比較手段に、全ての通信回線に対する着信レベルが格納された時点で、各着信レベルの大小を比較し、着信レベルが最大の通信回線を最良の通信回線と判定し、判定した通信回線を介して該基地局と該移動局とを接続する様にしたことを特徴とする最良通信回線自動探索方法。
引用特許:
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