特許
J-GLOBAL ID:200903098914673130
連続酸洗処理ラインにおける酸洗鋼帯の洗浄方法及び洗浄装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-218155
公開番号(公開出願番号):特開2007-031791
出願日: 2005年07月28日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】変色防止剤を含まない水を洗浄水とし、低速運転やライン停止時にも良好な洗浄効果が得られる酸洗鋼帯の洗浄方法及び装置を提供する。 【解決手段】スプレーノズル(41,42,43,44)を有する複数段のリンス槽(81,82,83,84)に堰(91,92,93)で仕切られた洗浄水貯留ピット(101,102103,104)を設け、循環スプレー洗浄回路(131,132,133,134)を配置する。 定常運転時は循環スプレー洗浄回路で前記貯留ピットの洗浄水(循環洗浄水)を鋼帯に吹付ける(循環スプレー洗浄)。循環洗浄水の汚染は、最終段のリンス槽の給水ノズル(12)から新洗浄水を補給 (最終段のピット104に受容され、堰91,92,93を溢流するカスケード流として各ピット103,102101に流入) することにより希釈され所要の清澄度に保持される。低速運転又はライン停止時は、循環スプレー洗浄に代え、新水スプレー洗浄回路(151,152,153,154)で新洗浄水によるスプレー洗浄を行なう。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋼帯の連続移送下に、酸洗処理部において鋼帯の表面スケールを酸液で溶解除去する酸洗処理の後、鋼帯表面の酸液の残留による変色を防止するための、前記酸洗処理部の出側に設置された洗浄装置において洗浄用薬剤を含まない水で残留酸液を除去する酸洗鋼帯の洗浄方法であって、
鋼帯のパスラインに沿ってスプレーノズルが配列された複数段のリンス槽のそれぞれに、スプレーノズルから鋼帯表面に吹付けられる洗浄水を受容する洗浄水貯留ピットを槽底に設け、各洗浄水貯留ピットに、洗浄用薬剤を含まない水を洗浄水として貯留する共に、洗浄水を適時補給することにより、各洗浄水貯留ピットの洗浄水を所定の清浄度に保持し、
鋼帯が所定のライン速度で移送される定常運転状態においては、各段のリンス槽ごとに、洗浄水貯留ピットの洗浄水をポンプアップしてスプレーノズルから鋼帯表面に吹付ける循環スプレー洗浄処理を行い、鋼帯の低速移送又は移送停止の非定常運転状態においては、上記循環スプレー洗浄処理を停止すると共に、洗浄用薬剤を含まない未使用の新洗浄水を、上記スプレーノズルに供給し鋼帯表面に吹付ける新水スプレー洗浄処理を施すことを特徴とする連続酸洗処理ラインにおける酸洗鋼帯の洗浄方法。
IPC (4件):
C23G 1/08
, C23G 3/02
, B08B 3/08
, B08B 3/02
FI (4件):
C23G1/08
, C23G3/02
, B08B3/08 Z
, B08B3/02 C
Fターム (22件):
3B201AA08
, 3B201AB16
, 3B201BB22
, 3B201BB62
, 3B201BB92
, 3B201BB96
, 3B201CB15
, 3B201CC01
, 4K053PA02
, 4K053PA12
, 4K053QA01
, 4K053RA07
, 4K053RA14
, 4K053SA04
, 4K053SA06
, 4K053SA17
, 4K053TA16
, 4K053TA17
, 4K053TA18
, 4K053XA22
, 4K053XA24
, 4K053ZA01
引用特許:
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