特許

J-GLOBAL ID：200903098916020711

ジアミンの気相ホスゲン化の際に気体反応混合物をクエンチする方法

発明者： ハイコ・ヘロルト ,  ヘルベルト・シュトゥッツ ,  ハンス-ヨアヒム・ブロックハウス ,  フォルカー・ミヒェレ
出願人/特許権者： バイエル アクチェンゲゼルシャフト
代理人 (3件)： 河宮 治 ,  鮫島 睦 ,  玄番 佐奈恵
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-340037
公開番号（公開出願番号）：特開2004-123745
出願日： 2003年09月30日
公開日（公表日）： 2004年04月22日
要約：

【課題】 ジアミンをホスゲンと気相で反応させてジイソシアネートを生成させる反応において、ジイソシアネートの熱分解及び加熱による副生物の生成を防止すべく反応混合物を冷却し、更に高い流量及び冷却効率を確保する。【解決手段】 ジアミンを気相でホスゲン化してジイソシアネートを製造する際に存在する気体反応混合物を、その反応生成物が熱的に安定である温度へクエンチする。そのクエンチングには、円筒状反応ゾーンから下流側の円筒状クエンチングゾーンへ連続して流出する気体混合物の中に、該クエンチングゾーンの入口部の外周に沿って等間隔に配される少なくとも2つの噴霧ノズルを用いる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

気相でジアミンをホスゲン化してジイソシアネートを生成させながら、気体反応混合物をクエンチしてジイソシアネートを製造する方法であって、気体反応混合物は少なくともジイソシアネート、ホスゲン及び塩化水素を含んでなり、改良点は、円筒状反応ゾーンから下流側の円筒状クエンチングゾーンへ連続して流出する気体混合物の中に、該クエンチングゾーンの入口部の外周に沿って等間隔に配される少なくとも2つの噴霧ノズルを用いて、クエンチング液体を噴霧することである方法。

IPC (4件)：

C07C263/20 ,  C07C263/02 ,  C07C263/10 ,  C07C265/08

FI (4件)：

C07C263/20 ,  C07C263/02 ,  C07C263/10 ,  C07C265/08

Fターム (5件)：

4H006AA02 ,  4H006AC55 ,  4H006AD18 ,  4H006AD30 ,  4H006BE52

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 欧州特許第0289840号公報
  

審査官引用 (2件)

• ジイソシアネートの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-107109   出願人：バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
• 特開昭63-280050