特許
J-GLOBAL ID:200903098917096762

紡機におけるスライバ斑制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-290139
公開番号(公開出願番号):特開平7-118940
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 スライバの短周期斑検出部の、温度ドリフトによる特性の変化を防止して、より正確なスライバ斑制御を行う。【構成】 静電容量型検出器10を含む高周波ブリッジ回路25から出力されるスライバ斑検出信号から補正フィードバック回路28の積分器30が検出信号の平均値を出力し、この平均値を可変容量素子23に作用させてその容量を変えることで高周波ブリッジ回路25に対してフィードバックする。その結果、温度ドリフトがあっても、高周波ブリッジ回路25の動作点の中心を絶えずその出力特性の中心に持ってくることができるとともに、積分器30の時定数を、短周期斑に対して十分大きな値としておくことで、長周期斑と温度ドリフトによる低周波成分が除去され、短周期斑の変動成分のみを正確に取り出すことができ、長周期斑検出センサからの長周期斑検出信号と合成させて、スライバ斑の制御効果を一層高めることができる。
請求項(抜粋):
バックローラ上流にスライバの短周期斑検出センサとして静電容量型検出器を、フロントローラ下流にスライバの長周期斑検出センサを夫々配設し、これらのセンサからのスライバ斑検出信号を合成して、長周期斑に対してはフィードバック制御を、短周期斑に対してはフィードフォワード制御を行い、前記フロントローラとバックローラの何れか一方を他方に対して変速するようにした紡機におけるスライバ斑制御装置において、短周期斑制御用のフィードフォワード回路中に、静電容量型検出器を含む短周期斑検出部によるスライバ斑検出信号の平均値を出力する積分器を有し、この積分器による平均値を、前記短周期斑検出部に対してフィードバックさせる補正フィードバック回路を設けたことを特徴とする紡機におけるスライバ斑制御装置。
IPC (2件):
D01H 5/42 ,  D01H 13/22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭44-023148
  • 特開平3-180523

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