特許
J-GLOBAL ID:200903098920451751

適応アレイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-221741
公開番号(公開出願番号):特開平8-122424
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 目標信号の到来方向として予想した方向と実際の到来方向との誤差が大きい場合でも目標信号の劣化が少ない信号受信を、少数のセンサで実現可能とする。【構成】 空間遮断フィルタ回路群12を構成する各々の空間遮断フィルタ回路において、空間通過フィルタ3の出力信号を参照信号としたリーク適応フィルタ5m (m=0,1,...,M-1)の出力信号を、各センサの信号を遅延回路4mにより遅延した信号から減算回路6m において減算し、その減算結果を空間遮断フィルタ回路出力とするとともに、誤差信号としてリーク適応フィルタ5m の係数更新を行う。その結果、空間遮断フィルタ回路の出力において目標信号が十分除去され、多入力キャンセラ回路出力11における目標信号の劣化が低減される。
請求項(抜粋):
空間的に異なる位置に配置された複数のセンサと、前記複数のセンサからの出力信号群を受けて各々フィルタリングし、加算することにより、事前に規定した方向から到来する信号を通過させるような指向性を有する第1の空間通過フィルタ回路と、前記第1の空間通過フィルタ回路の出力信号を受けて遅延させる第1の遅延回路と、前記複数のセンサの出力から新たに複数のセンサ出力を選び、各々フィルタリングして加算することにより、事前に規定した方向から到来する信号のみを遮断する複数の空間遮断フィルタ回路からなる空間遮断フィルタ回路群と、前記複数の空間遮断フィルタ回路の出力信号を1対1で受けてフィルタリングする複数のリーク適応フィルタからなる第1のリーク適応フィルタ群と、前記第1のリーク適応フィルタ群の出力信号総和を計算する加算回路と、前記第1の遅延回路の出力信号から前記加算回路で計算した総和を減算して、減算結果を受信信号として出力すると同時に、前記減算結果を前記第1のリーク適応フィルタ群全てに共通の係数更新用誤差信号として伝達する第1の減算回路と、から構成される一般化サイドローブキャンセラによる適応アレイ装置において、前記空間遮断フィルタ回路は、前記複数のセンサからの出力信号群を受けて各々フィルタリングし、加算することにより、事前に規定した方向から到来する信号を通過させるような指向性を有する第2の空間通過フィルタ回路と、前記複数のセンサの出力信号を1対1で受けて遅延させる第2の遅延回路と、前記第2の空間通過フィルタ回路の出力信号を受けてフィルタリングする第2のリーク適応フィルタと、前記第2の遅延回路の出力信号から前記第2のリーク適応フィルタの出力信号を減算し、その減算結果を、減算する信号を供給したリーク適応フィルタに係数更新用の誤差信号として伝達する第2の減算回路と、から構成され、前記空間遮断フィルタ回路を構成する第2の空間通過フィルタ回路は、前記空間遮断フィルタ回路の全てにおいて共用される、ことを特徴とする適応アレイ装置。
IPC (5件):
G01S 3/805 ,  G01S 3/82 ,  G01S 3/86 ,  G01S 7/02 ,  H03H 21/00

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