特許
J-GLOBAL ID:200903098920668050

不均衡進化説に基づく遺伝的アルゴリズムによる最適化装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-061408
公開番号(公開出願番号):特開平9-251446
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 「初期段階での効率的な大域探索」と「成熟期の精密な近傍探索」と、環境変化に対する高いロバスト性を同時に実現する不均衡進化説に基づく遺伝的アルゴリズムによる最適化装置およびその方法を提供する。【解決手段】 最初の最適解候補を生成する最適解候補初期生成手段3と、高突然変異率グループと低変異率グループとに分け、それぞれのグループにおいて、不均衡進化を行って最適解候補集団を形成する候補集団分裂生成手段4と、評価関数によって評価し、最適な最適解候補を選出する評価・選択手段5と、最適解へ収束したか否かを判定し、収束したと判定した場合は最適解候補を出力し、未収束と判定した場合は、最適解候補を候補集団分裂生成手段4へ戻す収束判定手段6と、を備えた。
請求項(抜粋):
最適解候補の要素配列モデルと構成要素から、最適化を行うための最初の最適解候補を生成する最適解候補初期生成手段と、前記最適解候補初期生成手段から最初の最適解候補を入力し、高突然変異率グループと低変異率グループとに分け、それぞれのグループにおいて、親候補から一対の子候補を分裂生成し、一方の子候補は親候補をそのまま複製し、他方の子候補はそれぞれのグループの突然変異率に基づいて構成要素を突然変異させる分裂と複製の操作を複数回繰り返すことにより、最適解候補集団を形成する候補集団分裂生成手段と、前記候補集団分裂生成手段が生成した最適解候補に対して評価関数によって評価し、最高の適応度を得た最適解候補を選出する評価・選択手段と、前記評価・選択手段によって選出された最適解候補について最適解へ収束したか否かを判定し、収束したと判定した場合、および予定の世代進化数に達したと判定した場合は、その時点の最適解候補と収束判定結果を出力し、最適解に収束しておらず、かつ、予定の世代進化数に達していないと判定した場合は、その時点の最適解候補を次の世代進化の親候補として前記候補集団分裂生成手段へ出力し、前記候補集団分裂生成手段による分裂・複製と、前記評価・選択手段による評価と選択とを繰り返させる収束判定手段と、を有していることを特徴とする不均衡進化説に基づく遺伝的アルゴリズムによる最適化装置。
IPC (5件):
G06F 15/18 550 ,  G05B 13/02 ,  G05B 15/02 ,  G06F 9/44 550 ,  G06F 17/00
FI (5件):
G06F 15/18 550 C ,  G05B 13/02 Z ,  G06F 9/44 550 C ,  G05B 15/02 P ,  G06F 15/20

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