特許
J-GLOBAL ID:200903098925331797

車両用冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 保男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013888
公開番号(公開出願番号):特開平6-229639
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 車室外の気候条件に左右されず安定した制御で冷暖房能力を向上することができ、大幅な設計変更を必要とせず、電気自動車などにも適し、しかも、製造コストが安価に済むとともに、車室外熱交換器内での冷媒寝込みの防止と、コンプレッサの破損防止とを図り得る冷暖房装置を提供する。【構成】 冷房運転時に冷媒を車室外熱交換器38に導入し、暖房運転時に冷媒を車室外熱交換器38を回避する冷媒回避流路95を経て放熱用車室内熱交換器33に導入する冷媒流路切換手段を備えたヒートポンプ式冷暖房装置であり、冷媒流路切換手段を、車室外熱交換器38の入口に配したノーマルクローズド型の第1の電磁弁90と、冷媒回避流路95に配したノーマルオープン型の第2の電磁弁91とで構成した。
請求項(抜粋):
冷媒に仕事量を加えるコンプレッサと、このコンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を外気に放熱する車室外熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を送風手段により導入された空気に放熱して温風を作る放熱用車室内熱交換器と、前記放熱用車室内熱交換器の冷媒流出側に接続された膨張手段と、この膨張手段の冷媒流出側と前記コンプレッサの冷媒吸入側とに接続され、送風手段によって導入された空気の熱を前記車室外熱交換器および前記放熱用車室内熱交換器の少なくとも一方から前記膨張手段を通して供給された冷媒に吸熱して冷風を作る吸熱用車室内熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器および前記放熱用車室内熱交換器の冷媒流入側との間に設けられ、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷房運転時に少なくとも前記車室外熱交換器に導入して前記膨張手段へ流し、暖房運転時に前記車室外熱交換器を回避して前記放熱用車室内熱交換器に導入して前記膨張手段へ流す冷媒流路切換手段とを備え、前記冷媒流路切換手段は、前記コンプレッサの冷媒吐出側から前記車室外熱交換器への冷媒流れを制御するノーマルクローズド型の第1の制御弁と、前記コンプレッサの冷媒吐出側から前記放熱用車室内熱交換器への冷媒流れを制御するノーマルオープン型の第2の制御弁とで構成されていることを特徴とする車両用冷暖房装置。
IPC (4件):
F25B 6/04 ,  B60H 1/00 102 ,  F25B 1/00 101 ,  F25B 6/02

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