特許
J-GLOBAL ID:200903098928792540

廃水処理測定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉原 鉄郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-309063
公開番号(公開出願番号):特開2006-116480
出願日: 2004年10月25日
公開日(公表日): 2006年05月11日
要約:
【課題】微生物と廃液を含む混合液を曝気槽からサンプリングして測定装置で曝気することによって得られるDOの測定データをコンピュータで解析することにより、混合液の硝化活性、原水の硝化活性阻害の程度を短時間で自動でオンライン計器として精度よく定量測定する方法や装置を提供する。【解決手段】曝気槽からサンプリングした混合液を十分長く曝気して溶存酸素濃度がほぼ一定になった時点の値をhighfinalDOとし、再度低溶存酸素濃度から曝気して得られる溶存酸素濃度変化曲線から曝気装置の総括物質移動係数Kabsを求めたのち、基準液を添加してDO変化から基準液の分解速度を計算し硝化活性を評価する。硝化活性が設定値以上の場合、次に原水を添加し、原水のBODを処理したのち、さらに基準液を添加し、基準液の分解速度の計算し、原水添加前後の基準液の分解速度の変化から原水の硝化活性阻害の程度を評価する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
微生物を利用する活性汚泥や生物学的硝化脱窒法などの廃水処理における運転評価方法であって、 曝気槽からサンプリングした廃水と活性汚泥を含む混合液を曝気して、混合液中の溶存酸素濃度の変化曲線(以下、DO曲線2-1という)及び混合液中のBOD分解後の酸素供給速度と混合液の酸素消費速度とのバランス点における溶存酸素濃度(以下、highfinalDOという)を測定し、 次に、曝気を停止して溶存酸素濃度を低下させた後に、曝気を再開したときの溶存酸素濃度変化曲線(以下、DO曲線2-3という)を測定し、 DO曲線2-3およびhighfinalDOに基づいて酸素供給手段における物質移動係数(以下、Kabsという)を演算し、 次に、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウムなどの水に溶けてアンモニウムイオンを生成する塩および尿素、ニトリルアミド、ヒドロキシルアミン、ホルムアミドの少なくとも一種類以上含有し、かつ、成分組成一定の基準液を混合液に添加して、その後の溶存酸素濃度変化及びhighfinalDOとKabsに基づいて前記基準液の分解速度を求めることにより、混合液中の活性汚泥の硝化活性を評価する、 ことを特徴とする廃水処理運転評価方法。
IPC (3件):
C02F 3/12 ,  C02F 3/34 ,  G01N 33/18
FI (5件):
C02F3/12 P ,  C02F3/34 101C ,  G01N33/18 D ,  G01N33/18 F ,  G01N33/18 105
Fターム (20件):
4D028AA07 ,  4D028AA08 ,  4D028AC03 ,  4D028AC06 ,  4D028BB07 ,  4D028BC24 ,  4D028BD08 ,  4D028CC00 ,  4D028CC06 ,  4D028CC07 ,  4D028CC09 ,  4D028CD00 ,  4D028CD04 ,  4D028CD08 ,  4D028CE02 ,  4D028CE03 ,  4D040BB05 ,  4D040BB23 ,  4D040BB57 ,  4D040BB91
引用特許:
出願人引用 (6件)
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引用文献:
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