特許
J-GLOBAL ID:200903098933367989

電力貯蔵用二次電池の放電方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 信道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-313565
公開番号(公開出願番号):特開2003-125537
出願日: 2001年10月11日
公開日(公表日): 2003年04月25日
要約:
【要約】【課題】 目標とする放電電力量を放電でき、しかも、受電電力を基準電力以下にできる限り抑えることである。【解決手段】 電力系統1に受電、負荷、発電設備2、3、4を接続し、発電設備内ではインバータ9、二次電池10を接続し、二次電池の充放電電力検出器7を備え、制御装置は割安時間帯に充電運転を、割高時間帯に放電運転をする電力貯蔵用二次電池の放電方法において、制御装置は、二次電池の目標放電電力量を設定し、放電運転として定出力、負荷追従、残量出力運転を備え、三つの運転のうちいずれを選択するかの目安となる基準電力を、所定の範囲に設定し、負荷電力が基準電力と定出力運転の定電力との合計値を超える場合には負荷追従運転をし、負荷電力がその合計値以下の場合には原則、定出力運転をし、例外として残量出力運転をする。
請求項(抜粋):
商用電力系統(1)に受電設備(2)を介して負荷設備(3)と発電設備(4)を別々に接続し、発電設備内ではインバータ(9)を介して電力貯蔵用二次電池(10)を接続すると共に二次電池の充放電電力検出器(7)を備え、インバータ(9)を制御する制御装置(11)を有し、制御装置(11)は、一日を電力料金が割安な時間帯と割高な時間帯に分け、割安な時間帯には二次電池の充電運転指令をインバータ(9)に出力し、割高な時間帯には、受電設備(2)内の受電電力検出器(6)からの信号及び二次電池の充放電電力検出器(7)からの信号に基づいて、二次電池の放電運転指令をインバータ(9)に出力する電力貯蔵用二次電池の放電方法において、制御装置は、二次電池の目標放電電力量を設定すると共に、放電運転指令として、一定の電力を出力する定出力運転と、定出力運転の定電力よりも大電力を負荷電力の変動に対応して出力する負荷追従運転と、定出力運転の定電力よりも大きな一定の調整電力を出力する残量出力運転の三つの指令を備え、三つの指令のうちいずれを選択するかの目安となる基準電力を、予測した負荷電力曲線のピーク電力から二次電池の定格出力を引いた値以上で且つピーク電力から定出力運転の定電力を引いた値未満の範囲に設定し、負荷電力が基準電力と定出力運転の定電力との合計値を超える場合には負荷追従運転指令をし、負荷電力がその合計値以下の場合には原則、定出力運転指令をし、例外として残量出力運転指令をするもので、残量出力運転指令をする条件は、調整電力で残りの放電時間出力した場合の電力量の方が、目標放電電力量から既放電電力量を引いた残りの電力量よりも小さい場合であることを特徴とする電力貯蔵用二次電池の放電方法。
IPC (2件):
H02J 3/32 ,  H01M 10/44
FI (2件):
H02J 3/32 ,  H01M 10/44 P
Fターム (8件):
5G066HB09 ,  5G066JA07 ,  5G066JB03 ,  5H030AA04 ,  5H030AS03 ,  5H030BB21 ,  5H030FF41 ,  5H030FF51
引用特許:
審査官引用 (5件)
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