特許
J-GLOBAL ID:200903098944581028

既存構造物の補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-039502
公開番号(公開出願番号):特開平9-228655
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 既存構造物においてフレームの開口を塞ぐこと無く、フレームの剛性を向上することができて、同時に、柱部材の靱性や強度を向上することができる補強構造を提供すること。また、単立柱の周りを塞ぐこと無く、単立柱の靱性及び強度を向上することができる既存構造物の補強構造を提供すること。【解決手段】 既存の鉄筋コンクリート構造物又は鉄骨鉄筋コンクリート構造物における付帯壁を備えない柱1,2及び梁3からなるフレームの補強構造であって、付帯壁を備えない二本の柱と梁との対向する接合部に方づえ11を設け、柱において少なくとも方づえ下端から床スラブ近傍までの区間に鋼板10を巻き付け、これによりフレームを塞ぐこと無く補強した。また、付帯壁を備えない柱2の補強構造では、柱と梁3,3との接合部両側に方づえ21を設け、柱において少なくとも方づえ下端から床スラブ4までの区間に鋼板20,20’を巻き付けた。
請求項(抜粋):
既存の鉄筋コンクリート構造物又は鉄骨鉄筋コンクリート構造物における付帯壁を備えない柱及び梁からなるフレーム及び柱の補強構造であって、前記付帯壁を備えない二本の柱と梁との対向する接合部に方づえを設け、前記柱において少なくとも前記方づえ下端から床スラブ近傍までの区間に鋼板を巻き付け、これにより前記フレームを塞ぐこと無く補強したことを特徴とする既存構造物の補強構造。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-063767
  • 特開昭52-123524
  • 特開昭62-063767
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