特許
J-GLOBAL ID:200903098945383688

水位調整弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-102813
公開番号(公開出願番号):特開平9-292052
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 ウォータハンマーをなくし、小型化及びコストダウンを図る。【解決手段】 筒状弁箱11内に筒状弁体17を同一軸上に摺動自在に設け、弁体17を弁座18に密着させて閉弁する。この閉弁作用時、水位が設定水位WL0 の近くで(WL0 ’)、弁体17は弁座18に当接する。このとき、透孔42から、弁体17の外周没部40に水が流れ込み、パイロット弁43から流れでている。この流出によって、ウォータハンマーは和らげられ、水位が設定水位WL0 になると、パイロット弁43は閉じ、没部40内は水圧が上昇し、流体圧となって、没部40の立壁40aにも水圧が加わる。この水圧は弁体17を弁座17に圧接する作用を行い、確実な止水がなされる。このように、流体自体のエネルギーによって止水作用の一部を担うため、その分、フロート20の浮力は小さくてもよくなる。このため、フロート20及びリンク機構30の小型化が図れ、コストダウンにつながる。
請求項(抜粋):
筒状弁箱11内に筒状弁体17を同一軸上に摺動自在に設け、前記弁箱11の一端面を流入口14とするとともに、弁箱11他端面に弁座18を形成してその弁座18の周囲に流出口16を設け、水位の変動により昇降するフロート20をリンク機構30を介して前記弁体17に連結し、フロート20の上昇により、弁体17を前進させ弁座18に密接させて前記流出口16を閉じ、フロート20の下降により、弁体17を後退させて弁座18から離して前記流出口16を開く水位調整弁であって、上記弁体17の外面に上記流入口14からの流体が流入する没部40を形成して、その没部40の弁座側立壁を加圧部40aとし、前記没部40内は、パイロット弁43により、常時は弁箱11外部に開放されて、弁体17が弁座18に密接する際には閉じられることを特徴とする水位調整弁。
IPC (2件):
F16K 31/26 ,  F16K 33/00
FI (2件):
F16K 31/26 A ,  F16K 33/00

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