特許
J-GLOBAL ID:200903098955136867

錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-162975
公開番号(公開出願番号):特開平8-333942
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 盗難防止能力に優れるとともに実用性のある錠装置を提供することを目的とする。【構成】 本発明の錠装置1は、施錠用リングによる錠本体2の開環部5の閉鎖・解除に伴って施錠・解錠がなされる装置であって、通常は第1施錠用リング11のみで施錠・解錠がなされる一方、盗難などにより、第1施錠用リングによる施錠の解錠が正規な鍵によらないなど不正常な解錠であれば、通常は解錠のままで待機している第2施錠用リング12が直ぐさま自動的に錠本体の開環部を閉鎖して施錠に入り、錠装置全体でみると施錠は断たれず継続される構成をとるようにしている。
請求項(抜粋):
開環形状の施錠用錠本体と、この錠本体に着脱可能となっている鍵とを備え、錠本体には、開環形状の第1,第2施錠用リングが錠本体の開環部を通る経路を周方向に沿って正逆両方向に回動可能となるように収容されていて、前記施錠用リングが開環部を閉鎖する位置を保持することにより施錠がなされるとともに施錠用リングによる開環部の閉鎖が解除されることにより解錠がなされる装置であって、前記錠本体には、第1施錠用リングに開環部の閉鎖が解除される位置をとらせるように付勢する第1リング付勢手段と、第2施錠用リングに開環部が閉鎖される位置をとらせるように付勢する第2リング付勢手段とが設けられているとともに、第1施錠用リングの回動を規制する第1回動規制手段と、第2施錠用リングの回動を規制する第2回動規制手段とが設けられていて、第1回動規制手段は、第1リング付勢手段の付勢力に打ち勝って第1施錠用リングを開環部が閉鎖される位置に止めおけるリング停止第1機能を有するとともに鍵により前記リング停止第1機能が解除できるように構成されており、かつ、第2回動規制手段は、第1施錠用リングによる施錠中および同施錠の解錠が正常になされているときは第2リング付勢手段の付勢力に打ち勝って第2施錠用リングを開環部が閉鎖されない位置に止めおくリング停止第2機能を有するとともに第1施錠用リングによる施錠の解除が不正常になされたときは前記リング停止第2機能を自動的に解除するように構成されていることを特徴とする錠装置。
IPC (2件):
E05B 71/00 ,  B62H 5/16
FI (2件):
E05B 71/00 K ,  B62H 5/16

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