特許
J-GLOBAL ID:200903098956917927

熱可塑性樹脂組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-339220
公開番号(公開出願番号):特開2004-168972
出願日: 2002年11月22日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】樹脂全体に熱履歴を抑制する効果を促し、耐衝撃性・耐熱性・成形外観等の均衡に優れた熱可塑性樹脂組成物を提供する。【解決手段】(イ)ゴム状重合体(a)の存在下に、芳香族ビニル系単量体(a1)を含有するビニル系単量体混合物(a’)を乳化グラフト共重合させた後に、トリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)ホスファイト(B)乳化分散体(P1)と少なくとも1種以上のフェノール系酸化防止剤乳化分散体(P2)の両者を添加した後に得たグラフト共重合体(A)と(ロ)芳香族ビニル系単量体(c1)のビニル系単量体混合物を重合させて得たビニル系共重合体(C)を混合して熱可塑性樹脂組成物を得ることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(イ)ゴム状重合体(a)40〜80重量%の存在下に、芳香族ビニル系単量体(a1)10〜100重量%、シアン化ビニル系単量体(a2)0〜50重量%及びその他の共重合可能なビニル系単量体(a3)0〜75重量%を含有するビニル系単量体混合物(a’)20〜60重量%を乳化グラフト共重合させた後に、トリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)ホスファイト(B)を固形分濃度で20〜70%含有する乳化分散体(P1)と少なくとも1種以上のフェノール系酸化防止剤を固形分濃度で20〜70%含有する乳化分散体(P2)の両者を下記(1)式と(2)式を満たすように添加した後に得たグラフト共重合体(A)5〜90重量部と (ロ)芳香族ビニル系単量体(c1)10〜100重量%、シアン化ビニル系単量体(c2)0〜50重量%及びその他の共重合可能なビニル系単量体(c3)0〜75重量%のビニル系単量体混合物を重合させて得たビニル系共重合体(C)95〜10重量部を 混合して熱可塑性樹脂組成物を得ることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方法。 1.2≦Y/Z ・・・(1) 0.35≦(Z/X)×100≦0.52 ・・・(2) (式中、Xはゴム状重合体の重量部数、Yはフェノール系酸化防止剤の重量部数、Zはトリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)ホスファイトの重量部数を示す。)
IPC (4件):
C08L51/04 ,  C08K5/13 ,  C08K5/524 ,  C08L25/12
FI (4件):
C08L51/04 ,  C08K5/13 ,  C08K5/524 ,  C08L25/12
Fターム (8件):
4J002BC06X ,  4J002BN06W ,  4J002BN12W ,  4J002BN14W ,  4J002BN15W ,  4J002EJ01 ,  4J002EW06 ,  4J002FD07
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 透明熱可塑性樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-255028   出願人:東レ株式会社
  • 特開昭62-141051
  • 特開昭62-141051
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