特許
J-GLOBAL ID:200903098959139178
固有振動数可変型制振方法および制振制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長澤 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-176237
公開番号(公開出願番号):特開2006-349053
出願日: 2005年06月16日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】 付加振動系の固有振動数を加振周波数に追従させて制御できるようにし、加振周波数が変化する状況下でも効果的な制振を行うことができるようにすること。【解決手段】 被制振体1には磁性流体2を収納した容器3が取り付けられ、容器3には電磁石4が取り付けられている。制御部11は変位計5の出力から制振体1の振動周波数を求め、振動周波数に応じて電流制御部12により電磁石4に流れる電流を制御して、磁性流体2に印加する磁場の強さを制御する。磁性流体2に磁場を印加することにより、容器3内の磁性流体2は磁場強度に応じて引きつけられて固定され、磁性流体2、容器3等から構成される付加振動系10のスロッシング共振周波数が変わる。付加振動系10のスロッシング共振周波数を変位計5により検出される被制振体1の振動数に同調させることにより、被制振体1の振動を消去あるいは低減化させることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
振動周波数が不定な環境に配置される構造物の制振方法であって、
上記構造物に、磁性を示す流体を収納した容器を取り付け、該流体の液面が振動方向に対してほぼ平行になるようにし、
上記磁性を示す流体に磁場を印加して、当該流体に振動が加えられたときスロッシングする有効質量部分と、スロッシングしにくい無効質量部分を形成し
上記磁場の大きさもしくは磁場を印加する範囲を制御することにより、上記無効質量部分の大きさを制御し、上記磁性を示す流体のスロッシング共振周波数を上記振動周波数に対応した値に設定し上記構造物の制振を行う
ことを特徴とするスロッシング共振周波数可変型制振方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
3J048AA06
, 3J048AB08
, 3J048AD07
, 3J048BF11
, 3J048CB22
, 3J048EA07
, 3J048EA36
, 3J048EA37
, 3J048EA38
, 3J048EA39
引用特許:
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