特許
J-GLOBAL ID:200903098965078598

管継手の挿口管引抜き方法及びその治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 板垣 孝夫 ,  森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-279497
公開番号(公開出願番号):特開2005-042869
出願日: 2003年07月25日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
【課題】スリップオンタイプの管継手で、強力に固着してしまった管継手であっても、現場で作業員による人力で容易に引き抜くことができ、しかも管継手にも無理な力が加わらず、スムーズに引き抜くことを課題とする。 【解決手段】受口2に挿口3を挿入して接続された管継手4の両側面に軸方向に沿って筒体8をそれぞれ配置し、それぞれの筒体8を管継手4の外面に少なくとも受口管側へ軸方向に沿って移動不能に係止すると共に、それぞれの筒体8内にロッド9を軸方向に摺動移動可能に挿入し、ロッド9の挿口側端を、少なくとも挿口管側へと相対移動しないよう挿口3外面に係合具15を介して係合し、ついでそれぞれのロッド9の受口側端とそれぞれの筒体8との間に締付工具11を介在させ、締付工具11によってそれぞれのロッド9を筒体8より挿口側端へと押出させて行き、この動きにより挿口を受口から引き抜くようにする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
平坦な基枠の一端表面に軸が立設され、前記基枠の一端に対する対辺に、係合部が二箇所設けられたてこ部材を、管継手の挿口管の径方向両側に面対称となるように配置し、前記挿口管の上半部外周に沿わせた締結部材の両側を、前記てこ部材に設けられた二箇所の係合部のうち管受口端側の係合部に係合し、前記挿口管の下半部外周に沿わせた締結部材の両側を、他方の係合部へ係合し、 次いで前記管継手の径方向両側に筒体を管継手の軸方向に沿ってそれぞれ配置し、該それぞれの筒体を少なくとも管受口の設けられた管側へ軸方向に移動不能に前記管受口外面に係止すると共に、該それぞれの筒体内にロッドを軸方向に摺動移動可能に挿入し、前記それぞれのロッドを前記てこ部材の軸と連接し、 ついで前記それぞれのロッドの管受口側端と前記それぞれの筒体との間に締付工具を連結し、該締付工具を締め付けることによって前記それぞれのロッドを前記筒体より前記挿口管側端へと押出させ、この動きにより前記締結部材を挿口管外周に巻き付かせ、さらに前記ロッドを突き出していくことで前記締結部材を介して挿口管を管受口から引き抜くことを特徴とする管継手の挿口管引抜き方法。
IPC (3件):
F16L55/18 ,  B23P21/00 ,  B25B27/02
FI (3件):
F16L55/18 Z ,  B23P21/00 306D ,  B25B27/02 A
Fターム (3件):
3C030BA01 ,  3C030CA18 ,  3C031DD40
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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