特許
J-GLOBAL ID:200903098966656153

通風装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-094668
公開番号(公開出願番号):特開平10-272921
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 通風装置は、空調装置から送風される空気の方向を、小さい通風抵抗及び通風騒音で、しかも大きな角度で変更できる。【解決手段】 通風装置10は、ケース本体部と、ケース収納部と、左右方向変更機構50とを備え、左右方向変更機構50により左右の通風方向を変更する。左右方向変更機構50は、下流側フィン部52と上流側フィン部62を端部で合わせて、軸部51aを中心に回動自在に支持されており、操作ノブ55を操作すると、下流側フィン部52及び上流側フィン部62は、独立してその向きを変える。つまり、操作ノブ55を回転させるネジ56との位置は、縦ブレード51の軸部51aに対して上流側に距離L1だけ偏心しているために、操作ノブ55の操作角度AG1に対して、下流側フィン部52の角度はα1、上流側フィン部62の角度はα2となり、段階的に角度が変更される。
請求項(抜粋):
空調装置により空調された空気をケース本体内に形成された通風路を通り吹出口から吹き出すとともに、上記通風路を通る空気の通風方向を変更可能な通風装置において、上記通風路の上流側に位置する上流側フィンと、該上流側フィンに別体に下流側に配置されかつ上記上流側フィンの端部で合わされることで連続しかつ上記通風路を流れる空気をガイドするガイド面を構成する下流側フィンと、上記上流側及び下流側フィンの両端部が合わされた位置にて上記上流側及び下流側フィンの一端部を回転自在に支持する第1軸と、を備える風向変更板と、操作本体と、上記ケース本体に対して操作本体を回動自在に支持する第2軸とを有し、該第2軸を中心に上記操作本体を回動させる力を加えることができる操作手段と、上記操作手段の操作により、上記上流側フィンと上記下流側フィンを独立して回動させると共に、上流側フィンより下流側フィンの回動角度を大きくするように上記上流側フィンと下流側フィンに連携する連携駆動手段と、を備えたことを特徴とする通風装置。

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