特許
J-GLOBAL ID:200903098971386954

呼気中の12CO2-13CO2同位体比決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-251786
公開番号(公開出願番号):特開2003-065949
出願日: 2001年08月22日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的はN2ガスに起因する誤差を最小限に抑えた、赤外光吸収による呼気中の12CO2-13CO2同位体比決定方法を提供することにある。【解決手段】 既知試料作成工程で複数個の試料ガスを作成する際に、空気中のN2ガス濃度に等しいN2ガス成分と、同位体比既知の12CO2及び13CO2ガス成分と、12CO2及び13CO2吸光度に影響を及ぼさないガス成分からなる標準ガスを準備し、該標準ガスを空気で希釈して同一のN2ガス濃度及び同一の同位体比であり、且つCO2ガス濃度が異なる複数個の試料ガスを作成し、さらに既知の同位体比が互いに異なる複数個の前記標準ガスから同様に複数個の試料ガスを作成することにより検量線作成用の試料ガスを得ることを特徴とする赤外光吸収による呼気中の12CO2-13CO2同位体比決定方法。
請求項(抜粋):
12CO2成分と13CO2成分の同位体比が既知である複数個の試料ガスを作成する既知試料作成工程と、前記既知試料作成工程で作成した各試料ガスについて12CO2及び13CO2それぞれに帰属する吸収帯における吸光度を測定する既知試料測定工程と、前記既知試料測定工程で測定した吸光度と前記同位体比の既知値から検量線を作成する検量線作成工程と、呼気中の12CO2成分と13CO2成分の同位体比が未知である試料呼気ガスについて前記吸収帯における12CO2及び13CO2吸光度を測定する未知試料測定工程と、前記未知試料測定工程で測定した吸光度と前記検量線作成工程で作成された検量線から試料呼気ガス中の12CO2成分と13CO2成分の同位体比を決定する同位体比決定工程と、を備えた赤外光吸収による呼気中の12CO2-13CO2同位体比決定方法において、前記既知試料作成工程で複数個の試料ガスを作成する際に、空気中のN2ガス濃度に等しいN2ガス成分と、前記同位体比既知の12CO2及び13CO2ガス成分と、前記吸収帯における12CO2及び13CO2吸光度に影響を及ぼさないガス成分からなる標準ガスを準備し、該標準ガスを空気で希釈して同一のN2ガス濃度及び同一の前記同位体比であり、且つCO2ガス濃度が異なる複数個の試料ガスを作成し、さらに既知の前記同位体比が互いに異なる複数個の前記標準ガスから同様に複数個の試料ガスを作成することにより前記検量線作成用の試料ガスを得ることを特徴とする赤外光吸収による呼気中の12CO2-13CO2同位体比決定方法。
IPC (4件):
G01N 21/27 ,  G01N 21/35 ,  G01N 33/483 ,  G01N 33/497
FI (4件):
G01N 21/27 F ,  G01N 21/35 Z ,  G01N 33/483 C ,  G01N 33/497 A
Fターム (17件):
2G045AA25 ,  2G045CB22 ,  2G045DB01 ,  2G045FB01 ,  2G045GC10 ,  2G059AA01 ,  2G059AA05 ,  2G059BB01 ,  2G059BB12 ,  2G059CC04 ,  2G059CC16 ,  2G059DD04 ,  2G059EE01 ,  2G059FF08 ,  2G059HH01 ,  2G059MM01 ,  2G059MM12

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