特許
J-GLOBAL ID:200903098974325972

高加工用高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-237720
公開番号(公開出願番号):特開平6-057336
出願日: 1992年08月13日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 深絞り性、伸びフランジ性等の加工性に優れ、45kgf/mm2以上の高強度の合金化溶融亜鉛めっき鋼板を溶融亜鉛めっきラインを用いて製造する。【構成】 C≦0.0050%、Si≦0.5%、Mn≦2.0%、P≦0.10%、S≦0.010%、Al:0.005〜0.10%、N≦0.0040%、Cu:0.5〜2.5%、Ni:0.2〜1.5%を含有し、更にTi:0.01〜0.10%及びNb:0.005〜0.06%のうちの1種又は2種を含み、必要に応じてB:0.0005〜0.0020%を含み、残部がFe及び不純物からなる鋼を溶製してスラブとし、常法にて加熱し、仕上温度をAr3点以上で熱間圧延を終了した後、平均冷却速度30°C/sec以上にて冷却し、巻取温度720°C以下にて巻取り、次いで酸洗、冷間圧延を行い、連続焼鈍にて750°C以上の温度で再結晶焼鈍を施した後、引続き、溶融亜鉛めっきラインにて、均熱温度500〜650°Cにて30秒以上の加熱、めっき処理、500〜650°Cにて3秒以上の合金化処理を施すことにより、高加工用高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、C≦0.0050%、Si≦0.5%、Mn≦2.0%、P≦0.10%、S≦0.010%、Al:0.005〜0.10%、N≦0.0040%、Cu:0.5〜2.5%、Ni:0.2〜1.5%を含有し、更にTi:0.01〜0.10%及びNb:0.005〜0.06%のうちの1種又は2種を含み、残部がFe及び不純物からなる鋼を溶製してスラブとし、常法にて加熱し、仕上温度をAr3点以上で熱間圧延を終了した後、平均冷却速度30°C/sec以上にて冷却し、巻取温度720°C以下にて巻取り、次いで酸洗、冷間圧延を行い、連続焼鈍にて750°C以上の温度で再結晶焼鈍を施した後、引続き、溶融亜鉛めっきラインにて、均熱温度500〜650°Cにて30秒以上の加熱、めっき処理、500〜650°Cにて3秒以上の合金化処理を施すことを特徴とする高加工用高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28

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