特許
J-GLOBAL ID:200903098974659854

樹脂部材の接着方法及び樹脂部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-326520
公開番号(公開出願番号):特開平10-168397
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 耐薬品性に優れている樹脂部材を他の部材に接着剤により接着する場合に簡単な装置を用いての表面を改質し、その接着強度を高めること。【解決手段】酸化チタンを配合されて成型された樹脂部材にまず長波長の紫外線を照射する。このとき樹脂部材表面の酸化チタンは励起され、内部に電子と正孔が発生する。これらの電子や正孔と、空気中の酸素、水分とが反応し、酸化チタンの表面に、活性酸素種が発生する。この活性酸素種が、樹脂の高分子成分に作用し、これら分子中に、極性官能基を生成する。これらの官能基により樹脂部材の表面は極性が大きくなり、接着剤との親和性が良く成る。こうしてその表面を改質された樹脂部材と他の部材を接着剤により接着する。
請求項(抜粋):
光触媒を配合されて成型された樹脂部材に長波長の紫外線を照射してその表面を改質し、接着剤をその表面に塗布してこの樹脂部材と他の部材を接着する樹脂部材の接着方法。
IPC (7件):
C09J 5/02 ,  B29C 65/48 ,  C08J 5/00 CEZ ,  C08J 5/12 ,  C08J 7/00 304 ,  C08K 3/22 ,  B29K 81:00
FI (6件):
C09J 5/02 ,  B29C 65/48 ,  C08J 5/00 CEZ ,  C08J 5/12 ,  C08J 7/00 304 ,  C08K 3/22

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