特許
J-GLOBAL ID:200903098975706422

オレフィン類重合用触媒及び重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-129835
公開番号(公開出願番号):特開平5-301918
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 オレフィン類の重合で、広い分子量分布を有する立体規則性重合体を高収率で製造し得る高活性触媒及び同重合体の提供。【構成】 ジアルコキシマグネシウムと常温で液体の芳香族炭化水素とで形成される懸濁液に、四塩化チタンを及びフタル酸のジエステルを加え、後昇温し80〜130°Cの温度域で反応させることによって得られた固体物質を、芳香族炭化水素で洗浄した後、再び常温で液体の芳香族炭化水素の存在下に、四塩化チタンを加えて80〜130°Cの温度域で反応させることによって得られる固体触媒成分と、有機アルミニウム化合物および一般式Si(C6H11)2(OR)2(C6H11はシクロヘキシル基、Rは炭素数1〜5のアルキル基である。)で表わされる有機ケイ素化合物よりなる触媒とこれを用いるオレフィン類の重合方法。【効果】 分子量分布の広いポリオレフィンを高活性、高立体規則性重合体の収率を維持したまま製造し得る。
請求項(抜粋):
(A)(a)ジアルコキシマグネシウムと(b)常温で液体の芳香族炭化水素とで形成される懸濁液に、該芳香族炭化水素に対する容量比で1/2以下の(c)四塩化チタン及び(d)フタル酸のジエステルを加えた後昇温し80〜130°Cの温度域で反応させて得られた固体物質を、芳香族炭化水素で洗浄し、更に(b)常温で液体の芳香族炭化水素の存在下、該芳香族炭化水素に対する容量比で1/2以下の(C)四塩化チタンを加え、80〜130°Cの温度域で反応させることによって得られる固体触媒成分(B)有機アルミニウム化合物及び(C)一般式Si(C6H11)2(OR)2(式中C6H11はシクロヘキシル基、Rは炭素数1〜5のアルキル基である。)で表わされる有機ケイ素化合物よりなることを特徴とするオレフィン類重合用触媒。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/658 MFG

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