特許
J-GLOBAL ID:200903098978991624

フィルタを用いた歪補償の方法および歪補償器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-118782
公開番号(公開出願番号):特開平9-307401
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】実際に測定した特性から補償特性として周波数上の指定ポイントで振幅、群遅延特性を指定し、それを逆FFT変換することにより、FIRフィルタの係数を求め、振幅、群遅延歪の補償を行う。【解決手段】本発明は、信号の歪を補償するフィルタと補償対象装置とを通し出力された出力信号を抽出し、その抽出信号から装置の出力特性を測定し(11)、それと基準特性との差がなくなるような振幅特性と群遅延特性を指定する(12)。この振幅特性と群遅延特性を直線補間し(13)、周波数特性を計算する(14)。その後計算した周波数特性から逆FFTデータを算出し(15)、逆FFTの計算(16)の結果を補償係数とする。そして、その補償係数をFIRフィルタに入力(17)し歪の補償をする方法を提供するものである。また、補償した出力信号が実現したい信号でない場合、再度出力信号を抽出する(18)ことから行ってもよい。
請求項(抜粋):
信号の歪を補償する補償フィルタと補償対象装置とを通して出力された信号の少なくとも一部を抽出する第1のステップと、前記抽出信号の周波数上のポイント複数点で実現したい振幅特性と群遅延特性を指定する第2のステップと、前記振幅特性と群遅延特性を補間する第3のステップと、前記補間より周波数特性を計算する第4のステップと、前記周波数特性から逆FFTデータを算出する第5のステップと、逆FFTを計算する第6のステップと、前記第6のステップの計算の結果をフィルタ係数とし補償フィルタに入力する第7のステップとを具備することを特徴としたフィルタを用いた歪補償の方法。
IPC (3件):
H03H 17/02 633 ,  H03H 17/06 633 ,  H03H 17/08
FI (3件):
H03H 17/02 633 Z ,  H03H 17/06 633 Z ,  H03H 17/08

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