特許
J-GLOBAL ID:200903098979099180

光電式煙感知器の検査回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-300185
公開番号(公開出願番号):特開平6-150173
出願日: 1992年11月10日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】煙感知器の集積回路に少数の回路部品を外付けすることにより、実際に煙を発生させることなく、簡単且つ迅速に動作を確認でき、且つ集積回路単体での検査を可能とした光電式煙感知器の検査回路を提供する。【構成】光電式の煙感知器において、集積回路の外部に設けられた基準電圧発生用の分圧抵抗r1,r2と直列的に可変抵抗VR4を挿入し、この可変抵抗VR4により発生する微小な電圧を高抵抗Rxを介して受光回路2の受光電流入力端に与える。また、間欠駆動用の同期を取るためのスイッチ素子Q3,S5は集積回路内に構成した。【効果】実際に煙を発生させることなく、また、実際に感知器を組み立てることなく、集積回路単体の段階で感知器の動作を安価に検査できる。
請求項(抜粋):
感知器筐体内で光を照射する発光素子と、煙による散乱光を受光して電気信号に変換する受光素子と、受光素子により得られた受光電流を検出する受光回路と、発光素子に周期的な発光制御信号を与えると共に少なくとも発光制御信号の発生期間中は間欠駆動信号を受光回路に与える制御手段とを備え、発光制御信号の発生期間中に受光素子により得られた受光電流と間欠駆動信号の発生期間中に受光回路に外部から与えられる基準電圧に基づいて煙を感知する光電式煙感知器の集積回路において、間欠駆動信号によりオンされる第1のスイッチ素子と、発光素子の発光制御信号に同期してオンされる第2のスイッチ素子を集積回路内に構成し、第1のスイッチ素子を介して電源電圧を分圧して基準電圧を生成するための第1及び第2の抵抗の直列回路と、両抵抗の間に直列的に挿入された可変抵抗と、可変抵抗の一端に入力端を接続され第2のスイッチ素子の一端に出力端を接続されたバッファアンプと、第2のスイッチ素子の他端と受光素子の受光電流入力端の間に接続された高抵抗とを集積回路の外部に構成し、可変抵抗の他端を前記集積回路の外部基準電圧入力端に接続したことを特徴とする光電式煙感知器の検査回路。

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