特許
J-GLOBAL ID:200903098991571227

ニッケル・コバルトの加圧浸出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312104
公開番号(公開出願番号):特開平8-209374
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 スラリー中の硫化物からNi・Coを浸出する方法を提供する。【解決手段】 硫化物沈降物から、Ni及びCoを加圧浸出する方法において、圧力容器の中に硫化物沈降物の水性スラリーを投入し、酸化還元触媒としての銅の存在下、制御した酸化還元電位の予め決めた値400〜550mV(Ag/AgCl)、120〜160°Cの温度、過大気圧で、水性スラリーを塩素で浸出することから成り、かつ予め決めた酸化還元電位及び温度は、加圧浸出の間、Coを少なくとも80%溶解し、かつイオウ10%未満を硫酸塩まで酸化する値であり、かつ適切な酸化還元電位測定プローブを使用しながら圧力容器内の酸化還元電位を連続的に測定することによって、かつ圧力容器の中に塩素の所要量を連続的又は断続的に注入して前記浸出操作が完了するまで酸化還元電位を予め決めた値に保持することによって酸化還元電位を制御する、上記加圧浸出方法。
請求項(抜粋):
硫化物沈降物から、ニッケル及びコバルトを加圧浸出する方法において、圧力容器の中に前記硫化物沈降物の水性スラリーを投入し、次いで、酸化還元触媒としての銅の存在下、制御した酸化還元電位の予め決めた値400〜550mV(Ag/AgCl)、120〜160°Cの温度、過大気圧で、前記水性スラリーを塩素で浸出することから成り、しかも、前記の予め決めた酸化還元電位及び前記温度は、前記加圧浸出の間、コバルトを少なくとも80%溶解し、かつ、イオウ10%未満を硫酸塩まで酸化するような値であり、かつ、適切な酸化還元電位測定プローブを使用しながら前記圧力容器内の酸化還元電位を連続的に測定することによって、かつ、前記圧力容器の中に塩素の所要量を連続的又は断続的に注入して前記浸出操作が本質的に完了するまで前記酸化還元電位を前記の予め決めた値に保持することによって、前記酸化還元電位を制御する、上記加圧浸出方法。
IPC (2件):
C25C 1/08 ,  C25C 7/06 301

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