特許
J-GLOBAL ID:200903099002092893

ステム部を強化した等速自在継手外輪

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松野 英彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-185496
公開番号(公開出願番号):特開平5-009583
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 固定型ボールジョイントなどの等速自在継手の外輪には、マウス部とステム部とから一体に形成されているものがある。従来はマウス部内面の転走溝の硬化層とステム部の外周面硬化層とが、同じ表面硬度の範囲内にあった。軸継手使用中には、ステム部に捩り応力が作用し、捩り破損は、専ら、ステム部セレーションの端部の切下げ部で発生するので、ステム部を強化する必要がある。【構成】 ステム部の少なくともセレーションのマウス側端部近傍における硬化層の表面硬度を、マウス部内面の転走溝の硬化層の表面硬度より低く、好ましくはロックウェルC硬度RHC55〜60の範囲に調整して捩り破損強度を大きくする。
請求項(抜粋):
転動体が転走する転走溝を内面に有するマウス部とセレーションなどの歯型部を外周面に有するステム部とから一体に成形されて成る等速自在継手外輪において、当該ステム部外周面に有する誘導加熱焼入れ及び焼戻しによる硬化層の少なくとも当該歯型部のマウス部側端部近傍における表面硬度が、当該転走溝に有する表面硬化層の表面硬度より低いことを特徴とする等速自在継手外輪。
IPC (3件):
C21D 9/32 ,  F16C 3/02 ,  F16D 3/20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-087721

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