特許
J-GLOBAL ID:200903099003138579

フレキシブル管用継手装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-227913
公開番号(公開出願番号):特開平10-073187
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 継手装置では、押し輪54を螺進させることにより、シールリング61は押し輪54の大径部54Aの端面と筒状本体51の端面との間に挟まれるが、押し輪54は螺進させると、シールリング61に拡径方向の力が働き、シールリング61が劣化してしまう。【解決手段】 筒状本体11に対する押し輪19の取付け位置を規制するとともに弾性材料から形成されたスペーサ41が、押し輪19の取付け時に筒状本体11と押し輪19の大径部19Aの突き合わせ端面間に配置されるとともに押し輪19の推進時に拡径して筒状本体11の外周端部に外嵌する内側の突起部45と、シールリング25の周面に当接して押し輪19の螺進時にシールリング25の拡径を防止する外側の押圧環部46とから構成された。
請求項(抜粋):
ガス管体に一側が取付けられる筒状本体と、この筒状本体に他側から取付けられる押し輪と、この押し輪の内端に取付けられ、押し輪内に挿通されたフレキシブル管の外周の谷部に係合可能な爪部を有するリテーナとを備え、フレキシブル管をリテーナの内端から筒状本体内に所定量だけ突出させた状態で押し輪を推進させることにより、押し輪内に挿通されたフレキシブル管の突出端部を、爪部と筒状本体の内部に形成した当接面に密着させるようにしたフレキシブル管用継手装置において、筒状本体と押し輪との間に、筒状本体に対する押し輪の取付け位置を規制するとともに弾性材料から形成された環状のスペーサと、筒状本体の内部に水が浸入するのを防止するためのシールリングとが設けられ、スペーサは、押し輪の取付け時に筒状本体と押し輪の大径部の突き合わせ端面間に配置されるとともに押し輪の推進時に拡径して筒状本体の外周端部に外嵌する内側の突起部と、シールリングの周面に当接して押し輪の推進時にシールリングの拡径を防止する外側の押圧環部とを備えたことを特徴とするフレキシブル管用継手装置。

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