特許
J-GLOBAL ID:200903099010197165

エンジン始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320171
公開番号(公開出願番号):特開平10-159692
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 2分割プランジャを用いたエンジン始動装置のリングギヤへのピニオンの噛み込みを確実にする。【解決手段】 電磁装置9の励磁時に第1リターンスプリング35に抗してピニオン6を押し出す向きに移動する第1プランジャとしてのアーマチュアアウタ27と、第2リターンスプリング21により弾発付勢されていると共にアーマチュアアウタ27との間にコイルばね36を介して連係してテレスコピック状に移動するように設けられた第2プランジャとしてのアーマチュアインナ28とを設け、電磁装置9のヨークとしてのホルダ25と両アーマチュアとの互いに対向する各端部を、互いに補完的形状をなすテーパ断面形状に形成する。励磁時に、アーマチュアの移動に伴って各テーパ面間の隙間が狭まり、吸引力が好適に増大する。
請求項(抜粋):
直流電動機と、該直流電動機で駆動される出力軸と、該出力軸にスプライン結合したピニオンと、前記ピニオンをエンジンのリングギヤとの噛み合う位置に向けて押し出すべく前記出力軸を外囲するように設けられた電磁装置のプランジャとを有し、前記プランジャが、前記電磁装置の励磁時に第1リターンスプリングの弾発付勢力に抗して前記ピニオンを押し出す方向に移動するように設けられた第1プランジャと、前記励磁時に第2リターンスプリングの弾発付勢力に抗して前記ピニオン押し出し方向に移動するように前記第1プランジャと共にテレスコピック状に配設された第2プランジャと、前記第1プランジャを前記ピニオン押し出し方向に弾発付勢するべく前記第1プランジャと前記第2プランジャとの間に介装されたばね手段とからなり、前記電磁装置の前記両プランジャを吸引するべく設けられたヨークと前記両プランジャとの互いに対向する各端部が、互いに補完的形状をなすテーパ断面形状に形成されていることを特徴とするエンジン始動装置。
IPC (2件):
F02N 11/00 ,  F02N 15/06
FI (6件):
F02N 11/00 R ,  F02N 11/00 B ,  F02N 11/00 D ,  F02N 11/00 U ,  F02N 15/06 G ,  F02N 15/06 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-033537
  • 特開昭63-268974

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