特許
J-GLOBAL ID:200903099016354041

鋼製支保工の設置方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-231867
公開番号(公開出願番号):特開平7-082997
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 鋼製支保工の脚部とこれの周辺の地盤との間の空隙を容易且つ確実に充填することにより、鋼製支保工を建込む際の当該支保工の脚部の沈下及びトンネルの不安定化を防止する。【構成】 鋼製支保工10をトンネル11内に建込む際、鋼製支保工10と地盤Eとの間に袋体3を介在させる。鋼製支保工10を建込んだら、耐圧ホース4を介して、袋体3内にモルタル等の注入材6を加圧注入する。そして、かかる注入材6の加圧注入によって、可撓性のある袋体3は加圧膨脹するとともに、注入材6は空隙Sの隅々にわたって容易且つ確実に充填され、袋体3は空隙Sの形状に適合して鋼製支保工10の脚部2と地盤Eとの間に密着介在する。また、袋体3は、脚部2と地盤Eとの間において加圧膨脹されることにより、鋼製支保工10を押上げあるいは地盤Eを押圧してプレロードし、これによって掘削により土圧から開放されて緩んだ地盤Eを締固める。
請求項(抜粋):
トンネルの内周面に配設されて外周地山からの土圧を支持する鋼製支保工の設置方法において、前記鋼製支保工をトンネルの横断面内周に沿って建込むとともに該鋼製支保工の脚部とこれの周辺の地盤との間に袋体を介在させ、該袋体内にモルタル、コンクリート等の流動性を有しかつ所定時間の経過後に固化する注入材を前記袋体に取り付けた注入手段を介して注入し、該注入材によって前記袋体を加圧膨脹させることにより、前記袋体を前記鋼製支保工の脚部と前記地盤との間に密着介在させてなることを特徴とする鋼製支保工の設置方法。
IPC (2件):
E21D 15/52 ,  E21D 11/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-231599

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