特許
J-GLOBAL ID:200903099027845918

光造形装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-199450
公開番号(公開出願番号):特開平11-348135
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】本発明は積層造形物を光エネルギー照射面から容易に剥離することにより、造形物層の破壊事故や、造形テーブルからの落下離脱事故を解消するとともに、造形時間を大幅に短縮し、さらに均等かつ平滑な積層厚みを得ることを可能とした光造形装置を提供する。【解決手段】光造形装置において、順次積層造形するための光硬化性樹脂3を光エネルギー照射面13と造形物積層転写面14とに規制された間隙に貯溜する樹脂供給器において、造形物積層転写面14に成形して得られる硬化物と光エネルギー照射面13との接触面が相対的に滑りながら移動するスライド機構を備え、造形時間の短縮と造形成功率を高めている。また光エネルギー照射面13に弾性変形可能なシリコン高分子素材またはフッ素高分子素材、或いは該高分子素材とガラスまたは透明プラスチック板との複合成形体であり振動発生機構を備え、快適な造形物の剥離を可能としている。
請求項(抜粋):
槽内の光硬化性樹脂に所望する任意形状に光エネルギーを照射して、得られた層状の平面硬化物を積層し、3次元造形物を成形する光造形装置であって、順次積層造形するための光硬化性樹脂を光エネルギー照射面と造形物積層転写面とに規制された間隙に貯溜する樹脂供給器において、造形物積層転写面に成形して得られる硬化物と光エネルギー照射面との接触面が相対的に滑りながら移動するスライド機構を備えていることを特徴とする光造形装置。

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