特許
J-GLOBAL ID:200903099040885260

電磁操作式の弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-515871
公開番号(公開出願番号):特表平8-506876
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】公知の燃料噴射弁においては、例えば可動子及びコア等の摩耗にさらされる構成部材には、例えばクロム、モリブデン又はニッケルより成る耐摩耗性の層が施される。噴射弁の構成部材のコーティングは、電気的に行われるので、所望の楔状の層厚分布が得られ、これによって1つの小さい衝突領域だけが得られる。このような層厚分布は、物理的にあらかじめ与えられたものであって、殆ど影響を受けることはない。本発明による弁は、少なくとも1つの構成部材例えば可動子(27)を有しており、この可動子(27)は、耐摩耗性の層を施す前に段付けされた表面を有しており、この段付けされた表面は、磁石的及び液圧的な最適性に応じてそれぞれ調節可能に製造可能である。段部によって形成された環状の衝突区分(69)は、全耐用年数にわたって一定に維持される、規定された衝突面幅若しくは接触幅(b)を有している。何故ならば、長時間運転時においては、接触幅の増大は生じないからである。
請求項(抜粋):
電磁操作式の弁、特に内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁であって、弁縦軸線と、強磁性材料より成るコアと、磁石コイルと、可動子とを備えており、該可動子が、定置の弁座と協働する弁閉鎖体を操作し、磁石コイルの励磁された状態でコアの衝突面に向かって引き寄せられるようになっている形式のものにおいて、 それぞれ互いに向き合っている、可動子(27)の端面(67)及びコア(2)の端面の少なくともどちらか一方の端面が、衝突区分(69)と、この衝突区分(69)よりも低い位置にある段部区分(70)とに分割されていて、これらの区分のうちの少なくとも1つの衝突区分(69)が所定の幅(b)を有していることを特徴とする、電磁操作式の弁。
IPC (3件):
F02M 51/06 ,  B23K 9/04 ,  B23K 10/02 501
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭59-221456
  • 特開昭59-221456
  • 特開昭61-261655
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