特許
J-GLOBAL ID:200903099058464025

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-321681
公開番号(公開出願番号):特開平10-159518
出願日: 1996年12月02日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】シール部材の配設に起因する摺動抵抗の増加を軽減することのできる内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。【解決手段】バルブタイミング調整機構に設けられた回転部材41は吸気カムシャフトの軸線Lを中心に同シャフトと同期して回転し、回転部材41を囲うように設けられたハウジング43はクランクシャフトと同期して軸線Lを中心に回転する。回転部材41には外側方へ突出してハウジング43の溝部67内に挿入されるベーン68が設けられる。溝部67内はベーン68により一対の油圧室69,70に区画され、隣合う油圧室69,70間でのオイルの移動はシール部材71,72により規制される。シール部材71,72におけるハウジング43の内周面に対する摺動面71a,72aは、その曲率半径が同ハウジング43における内周面の曲率半径よりも小さくされる。
請求項(抜粋):
同一の回転軸線を有して内燃機関の出力軸及び同機関のバルブを開閉駆動するカムシャフトにそれぞれ連結された第1及び第2の回転体を備え、それら回転体の何れか一方に形成された凹部を他方に形成された凸部にて区画することにより同凸部の隣に少なくとも一つの液室を形成し、該形成した液室に対する液圧制御に基づき前記第1及び第2の回転体を相対回転させて前記機関出力軸と前記カムシャフトとの相対回転位相を変更し、前記バルブの開閉タイミングを可変制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記第1又は第2の回転体の周側摺接面にその回転軸線方向から当接付勢されて前記液室からの液圧の漏れを規制するシール部材を設けるとともに、このシール部材の前記摺接面に当接する面の曲率半径を同摺接面の曲率半径よりも小としたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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