特許
J-GLOBAL ID:200903099062837847

空調システム及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-371029
公開番号(公開出願番号):特開2003-172537
出願日: 2001年12月05日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】 設置場所によって温度環境が異なっていても、早期に室内の温度を均一にすることのできる空調システム及びその制御方法を提供すること。【解決手段】 一斉動作モードに設定された室内機(st1)を一斉に冷房運転又は暖房運転開始(st2)してから、各室内機の検出温度Tkが目標温度Tmに到達するまでの目標到達時間Ttm(st3)によって、各室内機の検出温度Tk又は目標温度Tmを補正するかどうかを判定(st14〜st17)し、設定された目標温度Tmの範囲及び目標到達時間Ttmに基づいてその補正値を決定するようにしたので、目標到達時間Ttmの遅い室内機は、目標到達時間Ttmが短くなるように補正されるので、目標温度に到達する時間が全ての室内機で同一となり、設置場所によって温度環境が異なっていても、早期に室内の温度を均一にする空調システム及びその制御方法を提供することができる。
請求項(抜粋):
一部屋に複数配設される空気調和機の室内機と、前記複数の室内機と通信線で接続され、同複数の室内機から受信した情報に基づいて各室内機を制御する集中制御装置とでなる空調システムであって、前記室内機に、個別動作モードまたは一斉動作モードを設定する動作モード設定部と、室温を検出する室温センサと、同室温センサの検出する検出温度を補正する温度補正部と、目標温度を設定する目標温度設定部と、前記室温センサで検出され温度補正部により補正された検出温度と前記目標温度設定部に記憶される目標温度とを比較する温度比較部と、前記通信線を介して前記集中制御装置と交信し、前記動作モード設定部で設定された動作モードを送信する通信部と、同通信部で受信した前記集中制御装置からの制御信号により一斉運転を開始/停止すると共に、前記温度比較部の比較結果に基づいて前記空気調和機を制御する制御部とを備え、一方、前記集中制御装置に、前記複数の室内機と交信する通信部と、各室内機の動作モードを確認すると共に、一斉動作モードに設定された室内機に前記通信部を介して制御信号を送信する制御部とを設けた空調システムにおいて、前記室内機に、一斉運転を開始してから検出温度が目標温度に達するまでの目標到達時間を計測する計時部を設ける一方、前記集中制御装置に、前記計測結果である目標到達時間と所定時間とを比較する比較部と、同比較結果及び前記目標到達時間とに基づいて前記各室内機の検出温度の補正値又は目標温度の補正値を決定する補正部とを設けたことを特徴とする空調システム。
Fターム (1件):
3L061BA05

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